
今幸せな人、幸せだと感じる人、または自分は不幸だと感じる人、幸せじゃない人、さまざまな状況においてさまざまな感じ方をする人たちがいます。
同じような状況に置かれても、その状況を幸せだと思える人と思えない人、そして幸せになれる人と幸せになれない人には一体どのような違いがあるのでしょうか?
今回はその中でも、幸せになれない人の特徴や考え方、そして幸せになれる人の習慣にはどのようなものがあるのかについてご紹介していきましょう。
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幸せになれない人の特徴や考え方とは?

幸せになれない人は、どのような特徴や考え方があるのでしょうか。
無意識のうちにでも幸せから遠ざかるような考え方や行動をしていると、どんどん幸せが離れていってしまいます。
もし今幸せじゃないなと感じている場合、自分に当てはまっている部分がないか確認していってみましょう。
不平不満ばかり
幸せになれない人は、ついつい不平不満を口に出してしまいがちです。
もちろん完全に不満を言わないことはできないかもしれませんが、あまりにも不平不満の数が多いとそれだけで負のエネルギーが出てどんどん幸せが離れていってしまいます。
不平不満が多いのは、人生において自分が満たされていないと感じる部分、ダメだと思う部分にばかり目が向いているからです。
マイナスな部分にばかり目が向いていると、どれだけ幸せであってもそのことに気付けず、不平不満の世界、不幸の世界に生き続けることになってしまいます。
他人と比較してばかり
他人と比較してばかりの人も幸せから遠ざかりやすい人の特徴です。
他人と比較して自分の至らないところを見直したり、どのような人になりたいかを考えていくことも大切な部分はあります。
しかし、過剰なまでに他人と自分を比較するしているといつまでたっても自分自身の生活、自分自身の姿に満足することはできないでしょう。
他人と自分はどうあっても違う存在で、自分は自分以外の人間にはなれません。
それを受け入れる勇気と覚悟がなければ、幸せへと向かっていくことはできないでしょう。
悪口が多い

悪口が多い人も幸せを遠ざけている人の特徴と言えます。
不平不満とも通じる部分がありますが、他人に対して悪口ばかりを言っていても自分の人生は何も変わりません。
他人を貶めたり他人を馬鹿にして一時的に自尊心が保たれたように感じるかもしれませんが、悪口を言ってしまうのは自分のことが好きになれなかったり、コンプレックスの強さから生まれてくるもの。
自分自身に満足できていないので、根本的に幸せになっていくことができないのです。
持ち物や人間関係を増やしすぎてしまう
たくさんの物を持ったり、たくさんの人間関係を持ちすぎてしまう人も幸せにはなれないことがあります。
物や人間関係は、自分が成長したり変化していくうちに合うもの合わないものが出てくるのが自然なことです。
たとえば、自分の好みではない服を着ているとそれだけで自分の気持ちも下がっていくことがあります。
人間関係も同様で、自分が変化しようとしたり成長するときにはそれまで付き合っていた人と、価値観や考え方・生き方が変わってくるのです。
自分に合わない物や人間関係を続けていると、どうしても幸せへと向かっていけないことがあるのです。
幸せになれない人は、幸せを恐れている?
幸せになれない人はそもそも、自分が幸せになることを恐れている傾向があります。
自分には幸せになる資格がない、自分は幸せになってはいけない、幸せになれば何か失うものがあるのではないか、幸せになれば自分が自分でなくなってしまうのではないか…。
人によって差はありますが、幸せに対して心の底で恐怖心・猜疑心を抱いてしまっているので、無意識の内に幸せから遠ざかるような選択・行動をしてしまっていることがあるのです。
そのため、目の前に幸せのきっかけがあってもそれを手に取らず、あえて不幸を選び取ってしまう『幸せ恐怖症』の可能性があるのです。
幸せになれないのを誰かのせいにしてしまう

今自分が幸せになれない、幸せじゃないと感じるのを、誰か他人の責任にしてしまうことは無いでしょうか。
もちろん過去に大きな苦しみを受けたり悲しみにあったりすることは誰しもありますが、それを責めて誰かのせいだ、誰かのせいだと言って不幸に浸り続けているのはとても悲しいことではないでしょうか。
もし今誰かのせいで不幸だと感じているのならば、考え方を変えていく必要があるかもしれません。
全てにおいて完璧主義過ぎる
自分自身や自分の人生に間違いや欠点があってはならないと考えてはいないでしょうか。
人間には良いところ、悪いところ、できること、できないことがあるのが自然なことです。
それを補おうとしすぎたり、自分は全てにおいて完璧でないと感じすぎると幸せからは遠ざかっていきます。
少しでも自分の気に入らないことがあったり悲しいことがあることを受け入れることができませんし、
他人に対しても欠点を探すような姿勢で生きてしまいます。
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幸せになれる人の習慣や考え方とは?

幸せになれる人にはどのような考え方や習慣があうのでしょうか。
人や物を持ちすぎない
幸せになれる人は、人間関係も物も、自分のキャパシティを超えるようなものは持たないようにします。
それは、必要以上の物を持ったり人間関係を増やしすぎたりせずとも、今ある自分の状況に満足できるという意識があるからです。
たくさんの物を持とうとしたり自分に合わないような人とまで人間関係を続けようとするのは、満たされない思い、今の自分では不足であると感じすぎているから。
物や人間な関係を増やしすぎないようにして、自分に合った物や人のそばにいることを心がけてみましょう。
部屋や持ち物をきれいに扱う

物を持ちすぎないことと関連して、持っているものや住んでいる部屋、その他身近なものに関して丁寧に扱ったりきれいにしておくことを心がけています。
特に、持ち物や服は自分の気に入ったものを持ち、それを丁寧に扱います。
また、住んでいる部屋の中も自分の気に入った物、必要なものを持っておき、それらを整理整頓したり掃除してきれいにするようにしています。
今あるものに感謝する
幸せになれる人、幸せな人は、これからの展望も持ってはいますが、それと同じくらいかそれ以上に『今自分の周りにあるもの・自分にあるもの』についてフォーカスして感謝ができています。
自分には腕がある。自分には家族がいる。自分には勇気がある。
”無いもの”ばかりに目を向けているといつまでも欠乏感が無くなることはありませんが、『今あるもの』に目を向けられるようになるといつでも満たされた気持ちを持つことができるようになるのです。
その『満たされた思い』こそが幸せな気持ちになり、その幸せな気持ちがさらなる幸せのかけらを見つけるきっかけにもなるのです。
他人と比較しすぎず、自分の価値観を持つ
幸せになれる人は、自分にとって何が幸せなのか、自分にとって大切なものがなんなのかを他人と比較しすぎずに考えるようにします。
他人よりも幸せになろう・他人に羨ましがられるような人間になろうと考えている限り、常に他人に対してネガティブな意識を向けたり自分の欠点を補うことにばかり集中する生き方になってしまうのです。
自分の人生を生きていく上で、いつまでも他人と比較するような生き方を続けていくことはとても消耗しますし、とても不毛な生き方です。
他人から見た自分、他人と比較した自分ではなく、自分が良いと思う生き方、良いと思うものにフォーカスして生活するようにしてみてはいかがでしょうか。
悲しいことや苦しいことも受け入れる姿勢を持つ

人間は悲しいことや苦しいことは出来る限り避けたいと思うものです。
自分にとって合わないような環境や人間関係の中で苦しむことは建設的ではありませんが、生きている上で人とぶつかったり別れたり、傷ついて悲しくなったり苦しむことは誰にでもあります。
それを避けようとすることは自分の人生そのものを避けていくようなもので、自分なりの幸せに近づくことができませんし、
避けようのないものを避けようとすることに自分の人生を捧げてしまうことになるでしょう。
幸せになる人は、避けようのないものを避けるために生きるのではなく、いずれ訪れる悲しみや苦しみに対して受け入れる姿勢を持って生活しています。
悲しいことや苦しいことが訪れても、それを受け入れてそこからさらに自分を豊かにしてくれる視点や考え方を手にして幸せになっていくのです。
物事に対して多面的な視点を持つ
幸せになれる人は、物事に対して多面的で豊かな考え方を持つことができます。
悲しいことや苦しいことが起きた時に、その出来事から自分を豊かにしてくれたことはなかったか、気付けることはなかったかを考えることができますし、
他人に対しても不用意にレッテル貼りをしたり欠点ばかりに目を向けることをあまりしません。
どのような状況でも自分の考え方や視点次第で幸せを見つけることができます。
良いことも悪いことも、違った捉え方ができないかを考える癖を身に着けてみましょう。
大切な人と過ごす時間と、一人で過ごす時間を作る
幸せになれる人は家族であったり友人であったり、恋人であったり仲間であったり、自分にとって大切な人と過ごす時間を持つようにしています。
大切な人と過ごす時間は自分にかけがえのない愛情や感謝をもたらしてくれます。
そして同時に、自分の時間も大切にするように心がけています。
自分の心が乱れすぎていると自分の望みや大切なものを見失ってしまいますし、一人で静かに過ごす時間が新たな気づきをもたらしてくれるのです。
一人の時間と、大切な人との時間。
どちらも大切で、どちらも幸せなものです。
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まとめ

いかがしたでしょうか。
幸せになれない人は、無意識の内に幸せを遠ざけるような癖・習慣を続けています。
そして、心の底で幸せを受け入れることを拒んでいることもあるのです。
一方で幸せになれる人は、日常の幸せを見つけることを大切にしていますし、自分にとっての幸せがなんなのかを考えるようにしています。
自分の考え方や捉え方次第で人は幸せにもなれますし不幸にもなれます。
悲しいことや苦しいことがあったときに人はどうしても不幸探しの視点になりがちかもしれませんが、
だからこそ普段から幸せを感じられる考え方や視点を育んでおくことが大切なのかもしれません(*^^*)
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