
今回は、『人生そんなに無理しなくても大丈夫だよ』ということについてお届けしていきます。
普段自分はまだ全然頑張れていない・もっと頑張らなきゃって考えている人に限ってどんどん自分を追い込んで潰れてしまいそうになっているんじゃないでしょうか。
人生80年、今では医療技術やIT技術も発達してきて人生100年以上の生活が当たり前になってくるかもしれませんが、そんな長寿の中で『無理をし続ける』ってとてつもなく恐ろしいことなんじゃないのかと考えてしまいます。
そこで、『無理をしすぎない』ということを意識して生活することの大切さについてまとめてみました。
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目次
無理をしない生き方とは?

無理をしない生き方というのはどのような生き方のことを指すのでしょうか。
ざっくりと考えていきましょう。
ありのままの自分で生きること
いわゆる、ありのままの自分でいいという生き方のことです。
無理に取り繕ったり飾ることがなく、素のままの自分を出せる生き方のこと。
もちろん何一つ取り繕ったりしないということは難しいかもしれませんが、少し無理をしてしまうのもある意味では自分らしさとも言えるのではないでしょうか。
出来る限り取り繕ったり無理をする部分を削ぎ落として生きたいところですね(*^^*)
気楽な生き方
無理をしない≒気楽である、ということも言えるでしょう。
踏ん張りたいところは踏ん張ればいいですし、もしいっぱいいっぱいならば一旦立ち止まって休息をとりマイペースに生きていく。
いつでもハイペースでエネルギーが切れているのにそれでも走り続ければ当然ガタが来てしまいます。
そうならないためにも「無理をしない生き方」というものを考えてみるのはとても良いことではないでしょうか。
適度に適当である生き方
こちらも上2つに共通することではありますが、自分を追い込みすぎない程度に適度に手を抜いたり適当さを持つ生き方です。
適当と言うとなんだかマイナスなイメージを持ってしまうこともあるかもしれませんが、「適当≒ちょうどいい」という意味で捉えれば受け入れやすいのではないでしょうか。
もちろん真面目に真剣に、頑張って完璧にこなすことも必要になることが少なからずあるかもしれませんが毎回そんな完璧さを求めてしまえば自然に擦り切れてしまいます。
ある程度自分のハードルを下げて完璧さとは違った「適当さ≒なんだか自分にちょうどいいくらい」のペースで物事に取り組んでみることは自分を大切に扱うのに必要なことではないでしょうか。
なぜ無理をしてしまうのか

なぜ人は過剰なまでの無理をしてしまうか、いくつかの要因を考えてみましょう。
小さい頃からの刷り込みによるもの
人によって影響の大きさは異なるかもしれませんが、幼いころに受けた影響・教え・経験は「無理をしてしまう」ということに大きな因果があります。
少しでも手を抜こうものなら厳しく叱られたりちょっとした失敗でも注意され続けたり、休んでいる姿を見せると「何かしなさい」と言われたり。
大人になってから言われなくなったとしても小さい頃にそんな風に周りから扱われ続ければ嫌でも無理をしてしまいます。
立ち止まったり少し手を抜いたりすることに罪悪感を覚えて心が休まる瞬間を手にいれることができないのです。
そのまま無理をして走り続けていつしか擦り切れて心も体も動かなくなってからようやく自分に「休むこと」を許せるという無茶な生活になってしまいます。
一度だけならまだしも何度も何度もそんなことを繰り返していればいつしか本当に身動きが取れなくなってしまいます。
無理をしていない自分を受け入れることができないから
小さい頃から「無理をすること」でしか自分を受け入れてもらえなかったような生活をしていればどうしても「無理をしない」自分自身のことを許すことができません。
「無理をしていない自分=悪いこと」のような図式で自分を認識してしまっているのでどうしても手を抜くこともできません。
人間は一年中毎日のように無理をすることなど不可能です。
無理をしていない自分を許すことができないのは大変なのではないでしょうか。
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無理をする生き方のデメリット

「無理をする生き方」を続けるとどのような影響があるのでしょうか。
ストレスを溜め込みすぎてしまう
生活のほとんどを無理をした状態で過ごしているとストレスが溜まる一方です。
ある程度リラックスできていれば抱えることのないようなストレスまで抱え込んでしまうことになり、いつまでたってもストレスが解消されることがありません。
適度にガス抜きができないのは危険な状態でしょう。
ひどいときには病気になることも
無理をして毎日を過ごしていれば当然どこかで歪がきてしまいます。
うつ病などの症状として現れるかもしれませんし、他の病気として表面化することもあります。
もしそうなった場合は心と身体が休みを欲しているはずなので、積極的に休息を取ることが必要になってきます。
自分自身を見失う恐れも
「無理をする」ということが常態化してしまうと、「無理をしていない≒ありのままの自分」というものが見えづらくなってしまうこともあります。
心の底では 休みたい・手を抜きたいと考えているはずなのにその自分を否定し続けてムチを打ち続けていれば自分のペースを失ってしまいます。
「無理をすること」が自分の目的になってしまい、本当に自分がやりたいことや自分の気持ちからは遠ざかってしまうのではないでしょうか。
無理をしない方法は?

無理をする生き方を続けてきた場合、そもそも「無理をしない」方法がわからないことがあります。
なのでいくつか「無理をしない」方法を挙げていきます。
やりたくないことをやめてみる
無理をするということはつまり、やりたくないことまで引き受けてなんでもかんでもやってしまっていることが多いはずです。
そこでまず、自分が本当はやりたくないなと考えていることをやめてみましょう。
いきなりやりたくないことすべてをやらずにいるということには抵抗があるはずなので、簡単なことから始めてみましょう。
例えば付き合いで行っていた飲み会や集まりに参加するのをやめてみること。
あるいは毎日のようにスケジュールを詰め込んでいたけれど、本当は乗り気じゃないものがあれば思い切ってやめてみること。
毎日家事を一生懸命やっていて疲れているのならば少し手を抜いて簡単な作業だけにしてみること。
とにかく自分が内心「やりたくないな」と感じることを一度やめてみましょう。
徹底的にダラダラしてみる
無理をしていると感じている場合は常に動いていないといけない、活動的でないといけないと考えて自分を追い込んでしまっていることも多いことでしょう。
しかし人間どうしても休息は必要なものです。適度にエネルギーを充填して次の行動に備えることも大切なときがあります。
そこで一度完全に活動的な状態をやめてしまうこともオススメします。
特になにをするわけでもなくただただゆっくりと心と身体を休めて物思いに耽ってみたりボーっとしてみたり。
最初は抵抗があるかもしれませんが、何もしない時間というのは思いの外たくさんのアイデアや好奇心を自分に取り戻させてくれる時間にもなり得ます。
もしちょっと休みたいなと考えているのであれば積極的にダラダラしてみましょう!
いらない物を捨ててみる
少し違ったアプローチとして、お部屋の掃除や断捨離といった「物を捨てて部屋をきれいにしてみる」こともおすすめです。
なぜかというと、あれもしないとこれもしないとと考えているときは自分自身の気持ちだけでなく持ち物も必要以上に抱えこんでいることがあるからです。
気持ちの整理ができないのと同じように自分の持ち物や部屋を整理することができず、気づけばいらない物に囲まれて息苦しい生活をしていた、なんてことも。
いらない物に意識がいってストレスになってしまうことを避けるためにも一度お部屋を整理してみることを実践してみましょう。
必要以上に物に意識が向くこともなくなり、また自分の気持ちや考え方を整理するきっかけにもなります。
もし今たくさんのことや物の管理を抱え込んでしまっているなと感じるならば、一度思い切っていらないものを片付けてみましょう(*^^*)
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無理をしない生き方がもたらすメリット

では最後に、無理をしない生き方のメリットを挙げていきましょう。
ストレスが減る
何よりも抱え込んでしまうストレスを減らすことができます。
自分が受け入れられる以上の課題に無理をして取り組むことがなくなったり、必要以上の悩みを抱え込むことも減ることでしょう。
ストレスを過剰に抱え込むことは様々な悪影響を及ぼしてしまうので、少しでも気軽な気持ちで生活できるよに心がけてみましょう。
自己肯定感が高まる
自己肯定感と聞くと、多くの場合いろんなことができるようになって得られるものだと考えるかもしれません。
しかしながら、いろんなことができる自分だけが良いという考え方で生活するのは何もしていない自分はダメという考え方の裏返しにもなってしまいます。
無理をしない自分を受け入れることができれば自然と自分に負担をかけすぎず生活できますし、何もしていない自分でも良いんだという正真正銘の自己肯定感を得ることにもつながります(*^^*)
心の余裕が生まれる
無理をせずに生活をしているため、その分自分のしたいことや他のことにエネルギーを割くことが可能になります。
今まではいっぱいいっぱいだったのが、自分のペースで物事を考えられるようになったり行動できるようになることでしょう。
心の余裕は自分だけでなく他の方への余裕をもった接し方にもつながるので、とても大きなメリットではないでしょうか。
自分のやりたいことをやれるようになる
無理をせずに生活できるようになると、その分自分が取り組みたいことをする時間や余裕も生まれます。
特に無理をしているときと違い無理をせず気軽に取り組みたいな、という気分で挑戦することも可能になるので自分へのプレッシャーも少なく、物事の継続にも一役買うことでしょう。
まとめ:無理をしない生き方が幸せをもたらしてくれる理由とは

ある程度の負荷を自分にかけることはときにはプラスに働くこともあると思いますが、必要以上に毎日のように無理をし続けることはマイナスに働いてしまいます。
無理をしないことは自分自身を大切にすることにもつながりますし、そこから生まれた心の余裕は必ず周りの人を幸せにするでしょう。
今回のテーマで特に伝えたいことは、「無理をしない生き方」をすることによって肩肘を張っていない素のままの自分を愛することができるようになる、ありのままの自分を受け入れることができるようになって自己肯定感が高まっていくというポイントです。
無理をせず力を抜いている状態の自分でも良いんだ、という気持ちを持てることは本当にリラックスできて自分自身に幸せな気持ちをもたらしてくれます。
もし今あなたが無理をしすぎて疲れたと感じているならば、積極的に無理をしない生き方を取り入れてみてくださいね(*^^*)
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