自己否定してしまう人の心理と原因と、5つの改善方法

Hiko
こんにちは、Hikoです。

 

「自分はダメなやつ」「自分は最悪な人間だ」

このような感情になることはある人はどれくらいいるでしょうか。

 

人間誰しも調子の悪いとき、失敗してしまう時がありいつでも「自分は最高だ!」とは思えないかもしれません。

しかしあまりにも「自分が嫌い」「自分は終わっている」と思いすぎることは過度の『自己否定』になってしまい、ひどい時には自分の人生を暗く重々しいものにしてしまいます。

 

自己否定している時は考えつくこと全てが暗いもの・悲しいものに包まれて生きていることすら嫌になってしまうこともあります。

そのような生活に大きな影響を及ぼしてしまう自己否定は一体どのような心理・原因で起きるのか、そして自己否定を少しでも改善するにはどうしたら良いのでしょうか。

 

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自己否定とは何だろう?

『自己否定』とは簡単に言うとどのような意味なのでしょうか。

 

自己否定、つまり「自分の存在を否定すること」「自分の気持ち・感情を否定すること」と捉えるとわかりやすくなりますが、自分の中から湧き起こる気持ちを「感じてはいけない」「そんなことを考えてはいけない」と抑圧して否定したり、

あるいは「自分はダメな存在」「自分は価値がない」と自分自身の価値を極端に否定することです。

 

自己否定の逆が自己肯定』となりますが、この「自己肯定」が上手にできる人は「自分は価値がある」「自分は素敵だ」と自然と思えるようになるのです。

 

人間関係や仕事・勉強、生活全般においてこの『自己肯定』ができる、自己肯定感を持てることは非常に大切なポイントとなります。

自己肯定ができる人は「やってもいいんだ」「うまくいくんだ」「できるんだ」と感じられるので人間関係への不安が減ったり物事に挑戦する勇気・自信にもつながります。

 

一方で極端に『自己否定』をしてしまう人は「自分にはできない」「どうせ無理なんだ」と挑戦する前から諦めてしまったり人間関係にも自信が持てずコミュニケーションも取りにくくなってしまいます。

 

このように『自己否定』『自己肯定』は人生において非常に大きな意味合いを持っており、上手に自己肯定できるかどうかが死活問題となってくることもあるのです。

 

自己否定する人の心理的特徴とは?

自己否定をしてしまう人の心理や特徴はどのようなものが挙げられるのでしょうか。

 

自分の感情を受け入れられない

自己否定する人は「自分の感情」を適切に受け入れることができません。

特に「悲しい」「辛い」「怖い」といった一種のネガティブな感情を受け入れられず、できるだけ感じないように気持ちを押さえつけたり無視して排除しようとします。

 

もちろん悲しさや辛さ、怖さと言った感情は受け止めづらいものですがそれをずっと無視し続けると「自分の感情は大切ではない」「自分の気持は価値がない」と心が感じ取ってしまうのです。

 

常にポジティブな人間・ネガティブな人間はいませんが、自己否定する人は「常にポジティブでなくてはならない」と思い込んだり、反対に楽しいことがあっても「自分はネガティブだから抑えないといけない」と一方に偏る特徴があります。

 

自己評価が低い

自己否定する人は「自己評価」が特に低い傾向があります。

どれだけ良い結果を出したり他人に褒められても素直に受け止められなかったり、「自分なんか」「どうせ無理なんだ」と自分の可能性を信じることができません。

 

自己評価が低いとチャンスや可能性がある場面に出くわしても「自分には相応しくない」と自らチャンスを手放したり成功から遠ざかってしまうことがあるのです。

 

過剰なまでの自己評価の低さは自分の成長を押しとどめてしまう要因とも言えるでしょう。

 

自分のことを「かわいそうな人間」と思っている

自己否定していることは自分のことを「かわいそうな人間だ」と思い込んでいる状態とも言えます。

「自分はダメな人間だなぁ」「自分はできないやつだなぁ」と無意識の内に自分自身に刷り込んでしまい、否定と哀れみの感情でいっぱいになってしまっているのです。

 

たしかに辛いことや悲しいこと、受け入れがたいことが起きた時は自分を労るつもりで「辛かったね」「悲しかったね」と考える事は大切なのですが、それが行き過ぎると「自分は不幸な人間」「自分はかわいそうな人間」という自己否定につながります。

 

そして自己否定を過剰にする人は「かわいそうな自分」「だめな自分」という考え方に依存し、他人から「かわいそうな人」と言われたい心理が働いていることもあるのです。

 

自己否定することによって他人から同情されたり愛情をかけて貰えると感じているのでますます自己否定がやめられなくなることもあります。

 

完璧主義の傾向がある

自己否定する人は「全て完璧にこなさないといけない」「一人で頑張らないといけない」と抱え込みすぎたり完璧主義な傾向が強いことがあります。

 

他人らの期待に完璧に応えないといけない、100点を取らないといけないと一人で抱え込み、失敗したり完璧ではないと感じた時に「自分はダメな奴なんだ」「自分は価値の無い人間なんだ」と極端に自己否定してしまうのです。

 

 

自己否定してしまう原因とは?

生活にも大きな悪影響を及ぼしてしまう『自己否定』は何が原因で起こるのでしょか。

 

幼いころに愛情を貰えなかったと感じてしまっている

大きな原因として幼いころに「自分は愛されなかった」「自分は認めて貰えなかった」と感じてしまってたことが挙げられます。

 

幼少期は「親に認めてもらえる」「親に褒められる」ことが自分の評価につながっており、もし「怒られてばかりだった」「何をしても褒めてもらえなかった」と感じてるままだと大人になってからも「自分は褒められない存在」「自分は怒られる存在」と認識してしまいます。

 

幼いころはとても繊細なので少しでも怒られたり厳しくされただけで「自分には価値がない」「自分はダメなんだ」と思い込んでしまいます。

実際には愛情をかけてもらっていても「怒られた」「辛かった」という感情だけが残ってしまいいつまでも悲しい気持ちを引きずって『自己否定』し続けることになるのです。

 

幼いころの感情を再確認し続けている

幼いころに「自分は価値が無いんだ」「自分はダメなんだ」と感じて傷ついたままの場合、自分自身の認識、つまり『セルフイメージ』「自分はダメなやつ」という基準になってしまいます。

 

きちんと傷ついた過去を癒やして自分自身への認識を改善しないと何をしても「自分はダメ」「自分には無理」という前提で行動してしまうのでうまくいかなくなります。

 

このように『自己否定』とは自分自身への一種の暗示であり、適切に対処しないといつまでも「自分はダメなやつ」という状況から抜け出せなくなってしまう恐れがあるのです。

 

「自分はダメなやつ」という認識で行動していると、ダメな方向に行きがちになってしまうのです。

 

傷つきたくない!

自己否定する人は「やっぱり自分はダメなんだ」「どうせ無理だったんだ」という気持ちを持っておくことによって「傷つく」ことを避けようとしていることあります。

初めから自分に否定的であれば失敗したり間違ったときに「やっぱりね」「そうだよね」と感情に保険をかけられるのです。

 

自分自身に対する期待のハードルを下げるために自己否定しているのです。

 

しかしながら実際は「自己否定」している段階で自分自身を傷つけてしまっているので心の中はボロボロになっていますし、後ろ向きな気持ちで取り組むことが多いので余計に失敗したり傷つくことになります。

 

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自己否定の改善方法とは?

『自己否定』を減らすための改善方法をご紹介していきましょう。

少しづつでも取り入れると自分への肯定感を取り戻せるようになります。

 

「どうせうまくいく」「どうせ素晴らしい」という言葉を使おう

自己否定が激しい人は「どうせ自分なんか」「どうせ無理なんだ」という否定的な言葉を使いやすいです。

この「どうせ」という言葉は自分自身をとても貶めてしまう言葉なので注意しなくてはならないのですが、ここであえて「どうせ」という言葉をポジティブなワードとつなげて使ってみることをオススメします。

 

「どうせうまくいく」「どうせ素晴らしい」という当たり前のように自分は素晴らしいんだと感じさせてくれる言葉を使うことによって『セルフイメージ』が改善されていきます。

 

「どうせすごい人間なんだ」という言葉をつぶやいたり思い描きつづけてあげることで「自分はすごい人間なんだ」「自分は大丈夫なんだ」と感じるようになり挑戦する勇気や自信、自己肯定感が湧いてきます。

 

 

自分の感情を受け止めてあげよう

自己否定を改善するためには、自分自身の感情・気持ちを受け止めてあげることが大切です。

悲しみ、怒り、憎しみといったネガティブな感情はもちろんのこと、楽しい、嬉しい、素晴らしいと感じることもきちんと受け止めていきます。

 

「悲しいよね」「辛かったよね」「苦しかったよね」と自分に声をかけてあげることで「自分の気持ちは尊重されるんだ」「自分は感情を抑えなくても良いんだ」と心が和らいでいきます。

 

時には受け入れられない・認められないと感じることがあるかもしれませんが、その時は「受け入れられないよね」「嫌だよね」という言葉を投げかけてあげることで自分の全体を受け止めてあげることができるので積極的に声をかけていってあげましょう。

 

 

やりたいことに挑戦する

自己否定を改善し自己肯定していくには「自分がやりたいこと」に挑戦して「やってもいいんだ」「自分の気持ちを優先していいんだ」と感じ取る必要があります。

 

「やりたいけどやっていないこと」「無理だと思って諦めていること」「どうせ自分なんか」と気持ちを抑え込んでしまっていることがあれば少しでも挑戦してみましょう。

 

美味しいものを食べる、旅行に行く、趣味を始めるという分かりやすいものもありますが、同時に「言いたいことを言う」ことも効果があります。

普段気を使ったりして言わずにいること、言ってもムダだと思って無視している本心を口に出すことで自分で自分の気持ちを大切にすることにつながり自己肯定感が高まります。

 

やりたいことをするには『勇気』『覚悟』が必要なときがあります。

「今ならできる!」と思った時は小さなことでも積極的に挑戦していきましょう!

 

 

やりたくないことをやめていく

やりたくないことを我慢してやり続けているとどうしても卑屈になったり自己否定のきっかけになってしまいます。

「ホントはやりたくないけどやめられない自分なんだ」「自分にはやめられないんだ」と心の奥底に不満とストレスが積もっていくからです。

 

少しワガママと思われることがあるかもしれませんが、自分で「やめても良いんじゃないか」と感じることは積極的にやめてみましょう。

 

やめたいことをやめることで自分自身を大切にすることにもつながり、自分の人生をも取り戻しやすくなります。

やりたくないことをしている最中は「自分よりも他人の方が大切なんだ」と無意識に思い続けてしまっているので、少しでも自分を尊重するつもりでやりたくないことをやめてみましょう。

 

 

インナーチャイルドを癒やそう

自己否定の大きなきっかけとなっているのは「過去の経験」です。

過去に自分は尊重されなかった、辛い思いばかりしてきた、悲しいことばかりだったと深く傷ついた感情を気持ちを引きずっているので「どうせ自分なんか」「自分は無理なんだ」と自己否定につながっています。

 

自己否定を改善するには「傷ついた自分」「傷ついたと感じた自分」の話を聞いて声をかけてあげることが必要です。

「傷ついたよね」「苦しかったよね」といたわってあげること、そして「ごめんね」と声をかけてあげます。

 

そうすることで自分の中にいる過去の自分・本当の自分である『インナーチャイルド』を癒やしていけます。

さらに「やりたいことをやってもいいんだよ」「素敵な人間になってもいいんだよ」「できなくてもいいんだよ」「もう極端に自己否定しなくてもいいんだよ」と自分に『許可』を与えていきます。

 

癒やしと許可を与えることで自己否定の改善、そして行動力・自信を取り戻すことができて人一倍自由で自己肯定感を持った自分になることができるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『自己否定』の恐ろしさはネガティブな気持ちになってしまうことだけではありません。

 

本当に恐ろしいのは「自分はダメなんだ」「どうせ自分なんか」という気持ちで行動していると「自分をダメだと思うための出来事」を探してしまい自滅的に行動してしまうことです。

自己否定ばかりしていると目の前にチャンスや幸せがあっても「否定的な考え方」「否定的な物事」ばかりに目がいってしまうのです。

 

自分はダメなやつという前提を自分自身に刷り込むことによって、自ら首を締めている状態です。

「自分はダメなやつ」「どうせ自分なんか」という暗い自己暗示をかけてしまっているのです。

 

『自己否定』の暗示を少しでも改善するには

・「どうせ素晴らしい」「どうせうまくいく」などポジティブな「どうせ」を使う

・自分の感情を受け止めてあげる

・やりたいことに挑戦する

・やりたくないことをやめてみる

・傷ついた過去を癒やしていく

ことを実践していってみましょう。

 

自己否定の改善には「思い込み」を軽くしていくことが大切です。

「自分は大切にされなかった」「自分はダメなやつ」と過去の経験、しつけ、教育、家庭環境で思いこんでしまったのです。

 

本当は周囲の人は大切にしてくれていたり愛してくれていた部分もたくさんあったはずですし、自分にできたこともたくさんあったはず。

それを小さい頃は無力感が大きく「自分はダメなやつなんだ」と深く思い込みすぎてしまっただけなのです。

 

その思い込みを「苦しかったね」「愛されていたんだよ」「愛してほしかったよね」「やりたいことをやってもいいんだよ」「もう極端に自己否定しなくてもいいんだよ」と何度も声をかけてあげて、実際に自分のしたいことに挑戦していってみましょう。

 

その一つ一つが自分の癒やしと自信につながり、少しづつ自己否定の渦から『自己肯定』の温かさに変化していくことでしょう。

 

 

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