
今回は、『仕事をやめたくても言い出せない』『どうやって仕事を辞めることを伝えれば良いのか分からない!!』
そんな時に私が実際に会社を退職する際にやったこと、伝えたことをご紹介していきます。
仕事を辞める時にどう切り出していけばいいのか、どんな風に段取りをしていけば良いのかの参考になれば幸いです。
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目次
仕事を辞める理由の具体例は?

まず、仕事を辞める時にはどんな理由を伝えるのがベストなのでしょうか。
候補がいくつか挙げられるのでご紹介していきましょう。
経済的に苦しい!
まず、経済面での問題が退職の理由の一つとして挙げられます。
今の仕事の収入では将来的に安心して生活できない、または現時点で生活が苦しいということを伝えます。
経済面の話は死活問題ですので、理由としては十二分でしょう。
また、自身のやりたいことが今の収入では叶えられない場合はそれを説明してみましょう。
身体や精神面に支障が出てきている!
また、身体的或いは精神的に参っていてとても仕事ができるような状態ではないということも退職の理由のひとつになります。
無理をして体を壊したり病気になったりしては元も子もないので、支障がある場合はしっかり伝えましょう。
家族との時間を作りたい
今の仕事の状態では家族の時間を作れなかったり、家族との状態が悪くそれを改善したいというのも立派な理由ではないでしょうか。
また、近親者の介護の必要があり仕事を続けられないことなども理由のひとつとして説明できます。
自身のキャリアアップを図りたい
退職の理由として個人的にベストだと感じるのは前向きな退職理由です。
例えば新たな挑戦がしたくて転職或いは独立してみたい、今の職場ではできないことなので退職したいと伝えることです。
引き止められる可能性もありますが転職などが多くなってきた昨今、理由として明解で受け入れられやすいでしょう。
退職申請までに何を準備したらいいの?

では次に、退職の意思を伝える前に準備しておくことを確認していきましょう。
各々の会社によって異なる部分もありますので、先輩や上司の指示も聞いておくのがなお良いでしょう。
就業規則を確認しておきましょう!
まず就業の規則を確認しておきます。
入社時に渡された就業規則などに退職の際の注意事項などが記載されているはずなので、目を通しておきます。
会社ごとに細かな規定などが異なるため、後々問題が発生しないように確認しておくのが吉です。
退職の意思は2〜3ヶ月前に伝えておきましょう!
退職の旨は出来る限り早めに伝えておいたほうが良いです。
法律では2週間前に届ければ退職可能とありますが、実際には業務の引き継ぎや自身の気持ちの整理などもあります。
余裕を持って2〜3ヶ月前を目処に伝えるのがベストでしょう。
まずは直属の上司から伝えていく
退職の意思はまず直属の上司から伝えるようにしましょう。
同僚や全く別の部署の上司に話しても相談と言う形で終わってしまったり、はっきりとした退職意思が伝わらないので必ず自分の所属する部署の上司に伝えるようにしましょう。
事前にアポを取っておこう!
また伝える際はいきなり伝えるのではなく、事前にアポイントメントなどを取ってから伝えるのがベストです。
話す前に時間を取ってもらえるように、
「少しお話があるので(後でもいいので)お時間をいただけないでしょうか?」、
とできるだけ丁寧に慎重に切り出してみましょう。
また、直接言い出すのが難しい場合は社内メールや個人のメールなどで時間をとって欲しいと伝えることも可能です。
事前にアポイントメントを取っておくことで自分自身の心の準備もしやすくなるので、いきなり切り出すよりも安心して話しができます。
忙しい時は避けましょう!
実際に伝える際は出来る限り繁忙期や手がふさがっているときを避けるようにしましょう。
忙しい際に話してもおざなりになってしまったり話が途切れてしまうかもしれません。
自分と上司がある程度余裕を持てるタイミングで話し合いをしましょう。
そのためにはやはり事前のアポイントメントが大切になります。
『退職届』や『辞表』を提出する
話が終わり退職の旨を伝えられた場合は、改めて会社の規則に則り『退職届』などを提出しましょう。
退職届には『一身上の都合で退職する』旨を記載すれば良いので上記の細かな理由は書かなくても大丈夫です。
ただし、退職届を出せば撤回はできないので注意が必要です!
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退職理由として言わないほうが良いことは?

逆に、退職の意思を伝える時に言わない方がいいこともまとめていきます。
不用意に口に出してしまってトラブルになったりいづらい状態に発展しないように参考にしてみてください。
不平不満や個人の誹謗中傷はやめよう!
これまでの職場での不平不満や、特定の個人との問題を退職理由として挙げるのは避けましょう。
自分は良くても残っている人に不快な思いをさせることになってしまいます。
またそれがきっかけで問題に発展しないとも限りません。
退職前に人間関係を悪くしていくのはお互いにとって気持ちの良いものではありません。
退職理由で嘘はつかないように!
また、自身の退職の理由について不用意に嘘をつくのも出来る限り避けたほうがよいです。
(何かしら問題のある職場の場合は、上で挙げた理由の中から代用するのも可でしょう。)
上で挙げた退職理由なら不自然ではありませんし、後々不必要な問題が発生しないように率直な理由を述べるのがベストでしょう。
退職を止められた場合はどうしたら良い?

退職を申し出た時に引き止められることがよくあります。
例えば『今は人手不足だ』という理由や『もう少し働いてから考えてみないか』と言われたり、『もう辞めるのか』と否定的に言われたりすることもあります。
そんな時には以下のことを考えてみてください。
少し考え直してみる
引き止められて辞める意思が揺らいだ場合は、一度考え直してみましょう。
まだ自分がどうしたいのか・なぜ退職したいのかはっきりしていない可能性があります。
決心がつかないまま辞めて後悔しないようにもう一度整理するチャンスと捉えて少し考え直してみるのは悪いことではないです。
退職理由をはっきりさせる
もう一度これからどうしたいのかを考え直してみましょう。
退職したい理由や自分のやりたいこと(転職・独立・休養など)がはっきりすれば、引き止められても迷いなく意思を伝えられます。
改めて意思を伝える
改めて退職の意思を伝えましょう。
何度か引き止められることもありますが、その際にはっきりと自分の気持ちを伝えることができれば後腐れなくと退職をすることができるでしょう。
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退職日までの過ごし方は?

実際に退職届が受理された場合に備えて、その後どう過ごすのか考えておきましょう。
転職活動や独立準備、体を休めるのも一つの手
転職活動や独立準備、或いはしっかりと休養をとるなどいろいろな過ごし方あります。
転職活動などは退職を伝える前にも始めることは可能ですし、今まで代休や有休を消化できていなかった場合はそれを申請して消化していくことも可能です。
(会社によって有休などの日数が異なるので、未消化の日数は必ず担当の方に確認しましょう!)
そしてその期間をこれからの活動のために使っていきましょう
引き継ぎ業務などはしっかりと!
引継ぎ作業など、現場の最後のフォローも怠らないようにしましょう!
自分が退職してからも業務は続いていくので、職場にできるだけ影響を与えないように最低限の配慮は必要です。
また返却物や提出物などがあれば忘れずに処理しておきましょう。
退職後の生活の準備をしておこう!
保険や年金などの移行手続きについても考えておきましょう。
これから転職する、或いはしばらく休むなど人によって処理する内容は異なりますが、それぞれどう動くか確認は必要です。
また、すぐに転職をしない場合などは生活費に困らないだけの貯蓄の準備や受け取れる給付の確認などもしておく必要があります。
本当に切羽詰った状態でない限りは金銭的にもある程度の余裕が持てる状態にしておくほうが良いでしょう!
まとめ

以上、会社を辞める時の切り出し方やどのような退職理由が挙げられるのかについてご紹介していきました。
準備することややりたいこと、考える必要のあることがたくさん出てきますので伝えるタイミングはとても重要になってきます。
そのためにも、できるだけ2〜3ヶ月前には申請しておきたいところですね。
まずは退職理由や退職の決断をはっきりとさせてから上司にアポイントメントを取るの第一段階です。
自身のキャリアアップなどの前向きな理由や率直な理由を伝えることができればトラブルになることなく退職手続きができるでしょう。
これから退職をしようと考えている方は今一度考えをまとめてから踏み出していってみて下さい。
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