固定観念にとらわれない生き方へ!常識を覆す5つの方法とは

Hiko
みなさまこんにちは、Hikoです(*^^*)

 

みなさまは『固定観念』という言葉に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

一方的な思い込み?押し付け?融通が利かない?

 

いずれにせよ、あまり良いイメージの無い『固定観念にとらわれる』ということ。

自分はこう思う、世間はこう言っている、あの人はああいう人だ。

 

たった1つの視点での感じ方やイメージによって何かの物事の全体を”こうなんだ!!”と決めつけてしまうことは少し寂しくて、面白みにかけるものではないでしょうか。

 

今回は、『固定観念にとらわれる』ことの寂しさ、怖さ、そしてそこから抜け出すと何が待っているのか、どうすれば固定観念を外していくことができるのかをご紹介していきたいと思います。

 

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固定観念にとらわれるとどんなことが起こるの?

『固定観念にとらわれる』『とらわれない』とは一口に言っても、固定観念にとらわれるとはどのような状態を指すものなのでしょうか。

 

固定観念とは何なのか、固定観念が人生においてどのような影響を及ぼす可能性があるのかという視点から考えていきましょう。

 

固定観念とは何だろう?

固定観念とは簡単に言えば『思い込み』『レッテル』『1つの価値観を絶対的なものとすること』

 

どのような物事にも様々な視点で捉えることができる部分があり、例えば好きな人や嫌いな人を挙げても、自分の視点では良い人・悪い人と感じたとしても他の人からすれば感じ方が違うことがあります。

 

他にも親はこうあるべき、子供はこうあるべき、男はこうあるべき、女はこうあるべき。

 

様々な固定観念があります。

挙げればキリがありませんが、全ての人にそれぞれの固定観念があると言えるでしょう。

 

人の生き方はこうあるべき、朝は7時に起きるべき、仕事はしっかりやるべき、勉強も頑張るべき。

自分にはできるはずがない、あの人にはできない。

 

正しいかどうかは置いておいて、一人ひとりの中に自分のルールや他人や世間にはこうあって欲しい、こうあるべきだという固定観念があるのです。

 

『べき論』『ねば論』とも言えるものでもあるでしょう。

 

固定観念にとらわれることにもメリットがある?

固定観念にとらわれる、固定観念を持つことにもメリットはあります。

 

例えば、『社会常識』と言われるもの。

必ずしも全ての常識が良いものとは言えませんが、少なくとも生活の中で他人と共存するために常識は一役買ってくれているでしょう。

 

並んでいるところに横入りすることはなんとなくダメなことだと認識していたり、他人を貶めるようなことをしても良いことはないと考えている人は多いでしょう。

それらは決して明文化されているわけではありませんが、なんとなくみんなが共通して持っている常識・固定観念として認識しています。

 

そのような固定観念があるからこそ、社会が無秩序にならずにすんでいる部分がたくさんあるでしょう。

 

特に日本人は横並びの意識のようなもの、皆が同じような行動をして和を乱しすぎないような生き方をしようという意識があり、

ある意味ではその国民性と固定観念がうまくマッチしている部分があるといえます。(このようなイメージも1つの固定観念ともいえますが;)

 

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固定観念にとらわれることにはどのような危険性があるの?

固定観念はメリットもある中で、同時にどのような危険性やデメリットがあるのでしょうか。

 

自分の人生の可能性を狭めかねない

固定観念ににとらわれることは、自分の人生の幅や可能性を狭めかねない危険性があると言えるでしょう。

 

自分の人生は今後、仕事をして、結婚をして、家族を持って、車を買って、良い老後を送って…。

もちろんそのような人生は素晴らしいものですが、何よりも考えなくてはならないのが『自分は本当にそれをしたいのか?』『自分は心からそれを望んでいるのか?』ということです。

 

親や他人からの押しつけや受け売りでこのような人生を送らなくてはならないと考えてはいないか。

自分の望まないような選択を繰り返して積み重ねていくのはとても辛いことかもしれません。

 

自分がしたいことを『できるわけない』『才能がない』と決めつけてしまって取り組むことすらしなかったり、卑下するような意識で自分の人生の可能性を狭めていく危険性もあるのです。

 

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他人への理解を阻むものになることも

他人への固定観念もとても厄介なものです。

 

一度自分の中であの人は悪者だ、子供は〜していけないんだ、など決めつけてしまうと、その人のしたいことや個性を理解することをやめてしまって、ひどい時にはその人の可能性も奪うことになるかもしれません。

 

特に家族間・身内間での固定観念は厄介で、親しい中であるからこそ自分の思い込みを善意のつもりで押し付けてしまったり、あるいは自分の思い通りにしようとしてコントロールをするようになるかもしれません。

 

全ての人に対してレッテルを貼らずに理解をしよう、と言ってもそれは無茶な話ですが、少なくとも凝り固まりすぎた固定観念を外してみることは人間関係の円滑さには効果的ではないでしょうか。

 

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固定観念にとらわれないことのメリットとは?

では逆に、固定観念にとらわれないことで人生にどのような変化が生まれるのでしょうか。

 

なりたい自分への可能性が開ける

固定観念にとらわれないことで、自分の人生の幅や可能性がグンと広がることになります。

 

自分に対して知らず知らずに決めていたルールや思い込みを外すことができれば、自分の行動に対する制限が少なくなっていくからです。

 

もちろん他人への配慮も必要な部分はありますが、少なくとも気を使いすぎて自分のしたいことができない、自分には今更どうしようもないと思い込んでしまうことよりもとても素敵な人生を歩むことにつながるでしょう。

 

自分の思い描いていることや思い込んでいることは自分の行動に反映されて、その行動の積み重ねが人生を形作っていきます。

 

自分はダメだ。自分なんて。

その思い込みや固定観念が自分の人生の可能性を狭めているのなら、自分にはできるのではないかと今までの固定観念を疑ってみることが必要かもしれません。

 

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他人や世界に対しても柔軟な姿勢へと変化する

固定観念を外していくことで、他人に対する決めつけや思い込み、そして世界全体への常識が外れていくことになります。

 

自分には合わないと思っていた人と会話できるようになったり、あるいは世界は思ったよりも素晴らしいものだと感じるきっかけになるかもしれません。

悲観的な視点や懐疑的な視点で生活を続けていると人生そのものが悲観的な色に染まってしまいます。

 

固定観念を外して、『実は素晴らしいもので溢れているのかもしれない』という視点を持てれば、人生の色は一気に鮮やかなものになるのです。

 

新たな発想で画期的な発明ができる

発明というのは、何も具体的な物だけではありません。

 

生活の知恵であったり、人との関わり方であったり、仕事の取り組み方であったり。

それら全てに固定観念の外からの視点を向けてみることで新たな手法や面白いアイデアが生まれるのです。

 

人生は『何かに気づくこと』で大きく変わります。

それは人それぞれ異なるものですし、どこに転がっているかもわかりません。

 

だからこそ、凝り固まっていない物事の捉えかたをする姿勢がその機会を増やしてくれるのでしょう。

 

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固定観念を外していくにはどうするの?

固定観念を外していくには、一体どのようなことをしていけばよいのでしょうか。

 

環境や人間関係の変化が自分の常識を覆す

固定観念はどのようにして形成されるものでしょうか?

 

多くの場合、身近な親や友達、周囲の環境・言葉、そしてレビや本の影響によって形成されていくものでしょう。

テレビや本などは自分で簡単に取捨選択できますので、影響はそこまで大きくないかもしれません。

 

一方で親や身近な人、友人、職場など、自分にとって近しい関係性にある人との交流や生活環境はなかなか切り離せないものであると同時に、自分の中の固定観念形成に大きな影響を与えていると言っていいでしょう。

 

逆に言えば、それら身近にある環境を一度変えてみることによって、新たな価値観や考え方・生き方に触れて固定観念を外すきっかけにもつながることになるのです。

 

旅は効果的?

自分探しの旅、とも揶揄させることはあるかもしれませんが、旅に出ることは固定観念や自分の中の常識を覆す1つのきっかけとなるでしょう。

 

自分の生活圏や国、自分が知っているものではないものを知ることで、人は大きく変わります。

今まで知っていたことが自分の中の全てで、その中で生きていかなければならないと思い込んでいたものが、少し外へ出てみるとその思い込みの外で生活している人々がいる。

 

それを知るだけでも自分が様々なことを思い込んでいたり決めつけていたり、可能性を狭めてしまっていたことに気付けるのです。

 

習慣や当たり前にやっていることをやめてみる

固定観念の中でも最も身近なことは自分が習慣的にやっている行動・癖が挙げられます。

 

朝には顔を洗って、歯磨きをして、ご飯を食べて、仕事へ行く。

仕事ではただ黙々と作業をして、飲み会に付き合って、晩はテレビを見て寝る。

 

そのような日常が悪いわけでは決してありません。

自分が満足していて、問題がなければそれは自分の理想なのでそれで良いのです。

 

しかし、自分の日常や当たり前に疑問を感じているのならば日常的に当たり前にやっている行動を崩してみて、新たな行動を取ってみるのはどうでしょうか。

 

朝起きて、ランニングをする。カフェに行ってみる。ブログを書いてみる。

なんでも良いのです。自分の好きそうなこと、やってみたいことに取り組んでみて、

「あぁ、やらなければならないと思っていたこと、こうあるべきだと思っていたことは実はそうでもなかったんだ」と気づくことができるかもしれない。

 

日常の当たり前という身近な固定観念を崩してみることで、自分の人生や他人への思い込み、世界に対する見方すら変わっていく可能性があるのです。

 

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断捨離もしてみよう

以前から流行っている、断捨離やミニマリストな生活も自分の固定観念を覆す方法の1つでしょう。

 

今まで自分が必要だと思って持っていたものは本当は必要では無かったり、人間関係においてもなんとなく続けていた関係を一度離れてみることで自由な行動をとるきっかけにつながることもあります。

 

特に、自分の部屋や持ち物というのは自分の生き方や行動に大きく影響するものです。

散らかっている部屋に住んでいるだけでストレスが溜まることもありますし、物を乱雑に扱うことは生活そのものを乱雑に過ごしてしまうことにもなってしまいます。

 

Hiko
部屋を整理するだけで頭の中もスッキリとして、凝り固まった意識を柔らかくしてくれることでしょう。

 

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ノートやブログに”アウトプット”する

自分が固定観念にとらわれている時は、そもそもそのことに気づくことができません。

 

それは、自分の心の中や頭の中に考えや思いを閉じ込めて自己完結してしまっているからです。

思い込みや固定観念を外すためには、一度自分の感情や考えをアウトプットしてみることが効果的です。

 

ノートやブログに自分の文章として表現することで、自分が感じていることや考えていることを客観的に捉えることができます。

さらに、普段は口に出していないことが自然に文字として表現されたり、溢れてくることもあります。

 

アウトプットすることによって今まで気づくことができなかった自分の気持に気づくことになり、固定観念の外にある自分の本音に触れることになるでしょう。

 

人生は、視点で変わる。

固定観念にとらわれることは、メリットもデメリットもあります。

 

無理に懐疑的になる必要もありませんし、信じていることがあるのは大切なことです。

しかし、もし今自分の中に疑問に感じていることややってみたいけどやめてしまっていること、行き詰まっていることがあるのならば固定観念を外すチャンスかもしれません。

 

その先には必ずしも自分が望むような答えや素晴らしいものばかりがあるとは限らないでしょう。

今まで信じていたことや思っていたことと違うことを知って愕然とすることがあるかもしれません。

 

物事には必ず明暗・良い部分とそうでない部分、長所と短所、向き不向きというものがあります。

一方から見ていては気付け無いこと、決めつけてしまっていることがたくさんあります。

 

両方の側面を知ること、知ろうとすることが人生を豊かにしてくれて、自分や人の可能性をも広げてくれるのです。

固定観念にとらわれないということは、多くの視点を持てるようになるということ。

 

多くの視点を持てるようになるというのは、人生そのものを変える物事に気づくきっかけに近づけるということ。

 

人生は、視点で変わるのです。

 

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