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みなさまこんにちは!
数年前から断捨離やミニマリストをはじめとした、『モノを持たない暮らし』というものの価値が見出されてきています。
モノを持ちすぎないことによって私達の生活に様々な好影響があるとされていますが、一体どのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
人はなぜモノを持つのか
なぜ人は必要以上に物を集めたり取っておいたりしてしまうのでしょうか。
多くは刷り込みによるもの?
人がたくさんのものを必要だ、と考えるようになるの多くの要因は小さい頃からの生活による習慣が大きいのではないでしょうか。
生まれたときには誰しもが手ぶらで何も持っていないにも関わらず、いつしかあれもこれもと物を欲しがっていきます。
それは家庭環境や教え、あるいはテレビやドラマでの宣伝や映像から自分も同じようにいろいろなアイテムを揃えなければならない、持っていないとおかしいのではないかという知らず知らずの刷り込みが大きいと感じます。
本当は心の底から欲しているわけではいないのにそれが必要なんじゃないかという外部からの影響でどんどんいらないものまで集めていってしまうのです。
関連記事:常識とは何か?常識に囚われて生きづらい時の4つの打開策
いつしか必要以上のモノから離れられなくなってしまう
そうしてたくさんのいらないものに囲まれていってしまうことによってどんどんそれを手放すことができなくなっていってしまいます。
一度買ったり手に入れたりするとなかなか手放せすことが難しいですよね。
そんな手放すことが難しい(と考えている)ものが溢れていって気がついたらモノにがんじがらめ、掃除や片づけをすることまで億劫になったりしてしまうことにも繋がっていってしまいます。
手放すことが難しくなってモノに囲まれていないと不安になったり、モノが無い状態に安心できなくなっていってしまいます。
本当は必要なものは限られているはずなのに、まるでそれを手放すととんでもないことになるかもしれない、
あるいは手放すのはとても難しいと感じてますますモノが片付けられず溢れかえっていってしまいます。
モノを持ちすぎるとどうなるのか

モノを持つことで便利になっていくことは良いことが多いでしょう。
しかし、自分が本当に欲しいわけでもないものを手にしすぎることは少し考えたほうが良いかもしれません。
必要以上のモノを持ちすぎることにはどのような影響があるのでしょうか。
本当に必要なものがわからなくなる
これは何も物質的なことだけにとどまらず、いらないものに囲まれているとその分自分の神経がそっちに向いたりして不必要なものを見る生活を送ってしまうことになります。
それによって自分が心から必要としているもの、心から満足するものが見えなくなっていってしまいます。
本当は自分が必要としているモノや選択をできなくなっているので、自分の中の軸がどんどんわかならくなっていってしまうのです。
関連記事:「やりたくないことリスト」が人生を切り拓く2つの理由
モノに支配されてしまう
モノを持ちすぎると自分の生活がモノ中心になりかねません。
モノを維持することや集めることに多くの時間や集中力を割いてしまい、本当にやりたいことや考えたいことのエネルギーまで奪われていってしまいます。
自分で把握することのできないほどの量のモノに囲まれてしまうと、自分で自分の環境をコントロールすることができなくなってしまいモノに支配される生活になってしまうのではないでしょうか。
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「必要以上の物はいらない」という意識がもたらす8つの変化

ではモノを持ちすぎない暮らしは私たちにどのような好影響をもたらしてくれるのでしょうか。
ムダ遣いを減らせる
まず根本的に、ムダな出費を減らすことができます。
本当に必要なモノだけを手に入れれば良いので、あれも欲しいこれも欲しいなんでもかんでも買いたい、といったこともなくなりふとした所での出費が大幅に減ることになるでしょう。
さらに、ムダな出費をしていたことに気づけば自分がいかに不必要なものに支出をしていたのかにも気づけてやりくり上手になっていきます。
お金が貯まる
ムダ遣いが減るのと同時にその分のお金が貯まっていきます。
お金が貯まることによって生活にもゆとりが生まれ、必要以上にモノを持たずともますます満足できる生活をおくることができるのではないでしょうか。
貯まったお金を再び本当に欲しいものに使えばとても上手なお金の使い方へと変わっていくことでしょう。
部屋がきれいになる
こちらも根本的な話として、必要以上のモノに囲まれた生活ではないのでお部屋もスッキリしてきれいな空間を保つことが容易になるでしょう。
雑多な自室ときれいな自室ではやはり後者のほうが毎日過ごしたいお部屋ではないでしょうか。
きれいな部屋であれば自分も過ごしたくなりますし、知人を招いたりその部屋を作れる自分にも誇りを持てるようになるのではないでしょうか。
掃除がとてもラク
ムダなものがなくきれいな部屋であれば普段からそこまで散らかることもなく、掃除も圧倒的に楽になります。
毎回の掃除が短時間で済むのでその分時間に大きなゆとりが生まれます。
モノに溢れて散らかっているとどうしても片付けや掃除が億劫になってしまい、いつまでたっても部屋をきれいにすることができません。
いつでも簡単に掃除ができる環境にしておくだけで、時間と心にたくさんの余裕が生まれることでしょう。
ストレスが減る
不必要なものに対してエネルギーを使うことも減り、部屋がきれいなので生活も楽しい、そして掃除も楽で時間や気持ちに余裕が生まれて一気にストレスが減っていきます。
普段の生活でも自分に必要でない選択や行動を減らすことができ、精神的にストレスを感じる状況に陥ることも減っていくでしょう。
モノを減らすことで様々なストレスの要因も減っていくことはとても重要なことではないでしょうか。
モノやコトに対しての執着心が減る
普段から不必要なモノを手放すことを意識できていれば執着心が減り、日常でいらないモノを手に入れてしまっても溜め込むことも少なくなりますし人間関係や自分の行動に対しても執着心が薄れて身も心も身軽になっていきます。
モノに支配されていた心が、本当は自分に必要なものはそんなにないなと感じられるようになることによって生活が楽になります。
また、人間関係でいつまでもひとつのことに執着したり過去の出来事に固執し過ぎてしまうことも減ることでしょう。
時間に余裕が生まれる
掃除や片付けの時間、不必要なものに対して意識を向ける時間が減ってその分自分の時間に大きなゆとりが生まれていきます。
その分の時間を自分のための時間として利用し、精神的にも大きなゆとりを生むことにつながっていきます。
ぼーっとしたり考え事をする時間が必要なときでも、モノに囲まれて気が散った状態で考え事をするのとスッキリして自分の好きなモノや大切なモノに囲まれた環境で考え事をするのとではどちらが良いでしょうか。
関連記事:「何もしない」をすることがもたらしてくれる4つのイイこと
物理的にも精神的にも自由になる
必要以上のものを減らすことができれば、身も心も身軽になっていきます。
多くのモノを抱えすぎるとふとした時に引っ越しをすることも手間取ってしまいますし、いつでもいろんなところに移動できる、という気持ちよりもモノに縛られている、という気持ちが勝ってしまいます。
また、いつでも移動できるという物理的な身軽さとともに精神的にも自由を感じることができ、さまざまな挑戦や変化に対して身軽に対応できます。
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いらないモノを見極める基準とは?

では、自分にとって必要なものとそうでないものはどのようにして見極めていくのでしょうか。
1ヶ月2ヶ月の期間使っていないモノ
シーズンオフの服や器材は別として、日常生活で何ヶ月も使わないものはいつか使うと考えていてもまず使うことがありません。
そのようなものがたくさんたまった結果モノに溢れた部屋になってしまっている場合が多いので、1ヶ月2ヶ月使っていないな、というものは一度処分や売却を考えてみましょう。
お気に入りでは無いモノ
本当に必要なモノは、自分にとってお気に入りで大切にできるもの、気分の良くなるものです。
見ていて気分が良くなったり手放しても惜しくないな、と感じたものは思い切って手放すことで必要なモノとそうでないモノを見極められるようになっていくでしょう。
本当に必要なモノは意外と少ない
自分自身部屋を整理したり片付けしたりしてみると、必要だなと感じるモノは思いの外少ないです。
今までなんとなく持っていたものも手放してみると全く生活に支障が無かったり、自分がいかにいらないものを手にしていたりしたくない選択を取っていたのかを感じ取れます。
モノを少なくすることでひとつひとつの物事に対してより大きな集中力を割くことができて、結果的に多くのモノを抱え込んでいるときよりも自分の送りたい生活を自分で考えて送れていると感じます。
もし今いろんなことに意識が散らばってモヤモヤしているのであれば、一度いらないモノを見直して部屋と自分の心を整理してみることをおすすめします(*^^*)
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