
今回は私自身も学生時代に強く悩んだことの一つでもある、
『言いたいことが言えない』『どうしても言いたいことを抱え込んでしまう』という問題についてです。
『言いたいことが言えない』ということで悩みすぎてとてもストレスが溜まって辛い時は一体どのように改善していけば良いのか、私自身がやっていた方法をご紹介していきます!
スポンサーリンク
目次
なぜ言いたいことが言えなくなるの?
なぜ『言いたいことが言えない』というとても辛い状況になってしまうのでしょうか。
それには、いくつかの要因があると思われます。
嫌われるのが怖い!
まず第一に『嫌われるのが怖い』と言う感情が強く働いて言いたいことが言えません。
言いことを言って相手を怒らせたらどうしよう、その結果自分が傷ついたらどうしよう、
二度と喋ってくれなくなったらどうしよう、人間関係が破綻してしまったらどうしようと考えて自分の言いたいことをうまく伝えられなくなってしまいます。
性格や育った環境が要因
言いたいことが言えなくなるのには自身の性格の他にも、
生まれ育ってきた環境や自分の立場上言いたいことがあってもどうしても我慢しなくてはならないというものもあるのではないでしょうか。
この中でも大きく影響を及ぼしていると思うのが、自分自身の育ってきた環境と言う部分です。
小さい頃から言いたいことを我慢したり自分を抑えて生活していれば、
それが染み付いて大人になった時にうまく自分の伝えたいことが伝えられなくなってしまいます。
そして、大人になってから急に『言いたいことが言えるようになる』というのは困難なもので、発言できない自分に対して余計にストレスに感じてしまいます。
気遣いし過ぎてしまうから
『言いたいことが言えない』というのは過剰な気遣いから生まれてしまう状況でもあります。
相手の気持ちや場の空気を深読みし過ぎてしまい、結果的に発言することを控えてしまうのです。
また、言いたいことが言えないということはとてもマイナスのように感じられます。
はっきりしていない、主張ができない、意見交換が出来ないといった消極的で弱いというようなイメージがあるかもしれません。
ですが、そこには同時に相手を出来る限り傷つけたくない、あるいは場の空気和らげようとする優しさが隠れていると思います。
決して言いたいことが言えないと言うのは悪いことだけではないということも押さえておきましょう。
そして言いたいことが言えないのは言えないことが悪いことというイメージが強すぎるという部分も関係してきます。
言いたいことが言えない自分を責めてしまって余計に消極的になってしまうのです。
スポンサーリンク
ストレスを抱えすぎるとどうなるの?

では、言いたいことが言えないどうしても抱え込んでしまう、そういったストレスをためていくと一体どうなっていくのでしょうか。
生きづらさを感じる
まず何よりも、とても生きづらい・息苦しいという感情が自分の中の大部分を占めていきます。
自分は消極的な人間なんだ、自分はダメな人間なんだと言う思いが強くなりどうしても自分自身を苛なんでしまいます。
対人恐怖症や摂食障害の原因にも
息苦しさや生きづらさがきっかけで、対人恐怖症であったり食欲不振・過食嘔吐などの摂食障害をもたらしていきます。
私の場合も、人間関係にとてつもないコンプレックスを感じてしまい生きづらくなり一時期人と接することが出来なくなった時期がありました。
うつ病などにも発展してしまう
また、こう言ったうまく関われない、うまくしゃべれないということを抱え続けると『うつ病』であったり『自傷行為』など最悪の事態に発展してしまうこともあります。
あらゆる病気の元がストレスと言われるように、言いたいことが言えないというストレスが原因でとても大きな病にかかることがあるのです。
スポンサーリンク
改善していく必殺技は?

では、言いたいことが上手く言えない、言いたいことを伝えていくには一体どうしたらいいでしょうか。
ここでは私自身が実際に改善していった方法をご紹介していきましょう。
必殺技その①:自分自身を受け入れる
まず何よりも、人間関係に自信がないうまく伝えられない、言いたいことが言えていないということを自分自身で受け入れることが大切です。
言えない自分のことを受け入れるというのは、うまく言えなくて責めてしまう自分自身をも受け入れるということです。
最初はなかなか抵抗があるかもしれませんが、受け入れる方法もご紹介しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
必殺技その②:言いたいことを書き出していく
言いたいことをいきなり人に伝えるのはなかなかハードルの高いものです。
ですので初めはノートやスマートフォンのメモ機能などに自分の言いたいこと、考えていることを書き出していってみてください。
書き出すというのは思った以上に効果があり、自分の感情を外に出すきっかけとなってストレスも解消されていきます。
自分の言いたいこともまとまってきますので、必ず書き出すというプロセスから始めることをお勧めします。
必殺技その③:一人で吐き出してみる
そして次に、言いたいことを吐き出すという行為をしていきましょう。
吐き出すと言っても相手に向かって伝えるわけではありません。
独り言であったり、目をつぶって相手を想像して伝えてみることから始めてみましょう。
人間は頭のなかでは現実と想像の区別がつかないと言われています。
ですので、イメージだけでも自分の脳内ではどんどん良いたいことを言える自分へと変わって行くことができるのです。
また、吐き出すと同時に自分の感情も出てくると思いますが、それも抑えることなく出して行くようにしてみましょう(*^_^*)
必殺技その④:実践していこう!
自分の感情に気づき、書き出し、吐き出してみるところまでできたら実際に自分の意見を伝えられるようにしていきましょう。
いきなりはっきりとした伝え方は出来ないと思うので、少しずつでも良いので自分の意見を伝えられるように挑戦していきましょう(`・ω・´)
必殺技その⑤:発言することのマイナス面にも気付いておく
また、実際に言いたいことを言えたとしても相手を傷つけてしまう時があります。
それを認識しておかないと独りよがりな会話になってしまうので、言いたいことを言えば良いわけじゃないということも把握しておくことが大切になります。
あえて言わないという手段も自分は持っているということを念頭に置いておきましょう。
まとめ

以上、『言いたいことが言えない』ことをどうやって改善していくのか、ということについてお届けしていきました。
克服したり挑戦していくにはとても時間がかかるかもしれません。
ですが、少しずつでも必ず改善することができるので根気よく試して行ってみてください。
また、言いたいことが言えないと言うのは決してマイナスだけではないということも覚えておきましょう。
一番ベストなのは、言いたいことを適切な時に言えて、なおかつここは言わない方が良いなと感じたら言わない、という選択肢を自分で取れるようになることだと思います。
それがコミュニケーションの醍醐味であり、楽しい部分ではないでしょうか。
自分自身まだまだコミュニケーションについて学んだり挑戦していくことはたくさんありますが、
とてもつらかった時期に参考にして取り入れていった練習方法ですので、気になった方は挑戦してみてください(*^^*)
スポンサーリンク