みなさまこんにちは、Hikoです(*^^*)
「あんなことがあったらどうしよう…」「あの時ああしてればよかった…」「もっといいことないだろうか…」などなど、
形は様々ですが、物事に対してどうしてもポジティブな考え方になれず悪い方へ悪い方へ考えてしまう『マイナス思考』。
完全なポジティブ思考にはなれなくとも、少しでも自分のマイナス思考を改善したいと思う方は多くいらっしゃると思います。
そこで今回は『マイナス思考』になる人の特徴と原因、そして改善方法についてご紹介していきましょう。
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マイナス思考な人の特徴とは?

まずはじめに、マイナス思考に陥りやすい人の特徴や考え方について見ていきましょう。
なんでもかんでも自分の責任だと思い込みすぎてしまう
マイナス思考な人の特徴の1つに、何か揉め事や失敗があった時に「全て自分のせいなんだ」と深く思いこんでしまうことが挙げられます。
もちろん「〜のせいだ!」と人に責任を一方的に押し付けるのも良くはありませんが、マイナス思考な人の場合にはほぼ100%「自分の責任」だと思い込みすぎてしまうところがあります。
日常の出来事の全てにおいて、自分が責任を感じられる部分と、同時に外的な要因が関わっている部分が存在します。
1つの側面から見れば「自分のせいなんだ」と捉えられるかもしれませんが、出来事を深く見れば偶然が重なっていたり自分の力ではどうしようもないことだって含まれていることがあるのです。
ハプニングに対して『不幸だ』と感じやすい
マイナス思考な人は、起きた出来事に対してネガティブな捉え方をします。
特に事故や失敗に対してすぐに『不幸な出来事』という視点でのみ捉えてしまいます。
病気にあったり事故にあうことはもちろん避けたい出来事ではありますが、マイナス思考な人はよりネガティブな感じ方、時には人生が終わってしまう、もう何をしても自分はどうにもならない、というような考え方に陥りやすいのです。
自分のことを卑下しやすい傾向にある

自分を卑下するような考え方や言葉を使ったりしやすいのもマイナス思考な人の特徴の1つです。
例えば、「どうせ自分には無理なんだ…」「どうせ失敗してしまう」といった風に、「どうせ…」という消極的な言葉を口に出したり考え方をしやすいのです。
言葉の力とは良くも悪くも強力なもので、ネガティブな言葉を使ったりイメージしたりするだけで自分自身に無意識のうちにネガティブな考え方が染み付いてしまいます。
自分を卑下する考え方や言葉が自分をマイナス思考にさせて、行動することができなくなってしまってますますマイナス思考になる悪循環に陥ってしまうのです。
人生にネガティブな出来事があってはならないと考えている
人生において、不幸だと感じることやネガティブに感じる出来事が全く無いということはありません。
人によって出来事の捉え方に差異はありますが、辛いと思うことや悲しいと思うことは避けることはできません。
しかし、マイナス思考に陥りがちな人は人生で辛いと感じることや悲しいと感じることがあってはいけない、自分の人生は思い通りに完璧でないといけないと感じていることがあります。
そのため、不本意な出来事があったり悲しいと感じる出来事に遭った時に必要以上に自分のことをダメな存在だと感じてしまうのです。
マイナス思考になってしまう原因とは?

マイナス思考の人は、どういったことが原因でそのような考え方になってしまうのでしょうか。
小さい頃の体験が考え方を形作る
マイナス思考に陥りやすい人は、過去の教育や経験がきっかけとなってネガティブよりな思考回路を形成してしまっていることが多いです。
特に親の教育やしつけというものの影響は大きく、小さい頃から親から否定的な言葉をかけられたり受け入れてもらえる経験が少なければ自然と物事に対してマイナスな考え方をしてしまうようになります。
自分が自信をもって作ったものや取り組んだことに対して褒められたり喜ばれることがなく、親の言うことに反発すれば怒られるような体験を繰り返していれば、自分の行動に喜びを見出だせず「自分のしたいことをしてもムダなんだ」「どうせ自分は認められない存在なんだ」という風に感じてしまいます。
もちろん親にそのような意図がなくとも幼少期には親の存在は絶対的なもので、親から受け入れてもらえなかったと感じたことを消化できずにいるといつまでも人生に対して消極的な考え方を持ちやすくなってしまうのです。
心の中で不幸を望んでしまっている
人間は、心の中で信じていることや考えていることを現実の出来事を通して再確認することがあります。
わかりやすく言えば、『自分は不幸なんだ』と考えていたり信じていたりすると少しネガティブな出来事に遭遇した時に「あぁ、やっぱり自分は不幸な人間なんだ」と無意識の内に確認するようになってしまっているのです。
そこがポジティブな人との大きな違いで、「自分は幸せだ」と考えながら生活するのと「自分は不幸だ」と考えて生きているのとでは物事の見え方が大きく変わってきてしまいます。
マイナス思考な人は心の底で『自分は不幸だ』と信じてしまっていると言えるでしょう。
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マイナス思考の改善方法とは?

次に、マイナス思考の改善方法についてご紹介していきましょう。
マイナス思考になる自分を許してあげる
マイナス思考になった時に、「なんで自分はマイナス思考になってしまうんだ」「早くマイナス思考をやめないと」と焦って自分の気持ちに蓋をしたり無理やり止めようとすることがあるかもしれません。
しかし、マイナス思考な気持ちを無理に止めようとすることは自分の素直な感じ方を無視すること、つまり自己否定とも取れる行動になってしまうのです。
もともとマイナス思考な人は自分の意見や考え方に自信が持てない傾向がありますが、そこにさらなる自己否定を重ねてしまうとますます自信を喪失してマイナス思考を改善することが難しくなってしまいます。
マイナス思考を改善しようと考えるのならばまず、「自分はマイナス思考になっているな」ということに気づいてあげて、さらに「マイナス思考になってしまっても構わないんだよ」という言葉を自分自身にかけてあげることから始まるのです。
後悔していることや傷ついたままの過去を癒やそう

ネガティブな思考回路は小さな頃を含めた過去の出来事対するネガティブな印象から生まれていきます。
いくらポジティブ思考になろうと思っていても、昔の出来事に対しての心のわだかまりやモヤモヤを解消していかないとなかなか根本的な改善には向かいにくいでしょう。
そこで、記憶に残っている悲しい出来事や辛かった出来事、後悔している出来事などに対するイメージを書き換えていく必要があります。
そのためにはまず辛かったことや悲しいことをノートやメモ帳に書き出してみて、客観的な視点から改めてなぜそのような出来事が起きたのか、何が悲しかったのか、そこから何か得られるものはなかったかを考えてみましょう。
特に、ただただ悲しい・辛いという感情で止まっている場合には、辛かったことや悲しかったことはそのまま感情を受け止めた上で、その出来事が自分を成長させてくれたり気づかせてくれたことは無かったかを見つけることが大切です。
ただ辛くて悲しかったことに対してポジティブな意味を見つけられるだけで過去のモヤモヤとした気持ちもスッキリしますし、これから起きることに対してもポジティブな意味を見つけることが上手になっていきます。
物事のポジティブな側面を見つける癖を付けておく
マイナス思考に陥っている時は視野がネガティブな方向にばかり向いています。
そのため、起きた出来事に対して多面的に捉えたり良かった部分について感じ取ることができなくなってしまっているのです。
全ての出来事にはネガティブな側面とポジティブな側面が共存していることを認識した上で、両方の捉え方を考えるようにしてみましょう。
例えば病気にあったり事故にあったときには、「人の命について考えるきっかけになった」「これから気をつけるための教訓になった」と考えてみたりすることだ大切です。
マイナス思考な人はネガティブな側面を自然と見つけてしまうので、意識的にポジティブな側面も見つけるようにしてみましょう(*^^*)
「どうせ…」という言葉をポジティブな言葉と一緒に使ってみる

「どうせ自分なんか…」「どうせ無理だ…」「どうせ幸せにはなれない…」という風に考えがちな人は、「どうせ」という言葉の後にポジティブな言葉をくっつけて使ってみましょう。
例えば、「どうせうまくいく」「どうせ愛されている」「どうせ大丈夫」といった具合です。
半ば諦めがちな言葉に見えるかもしれませんが、無理をしなくても、何もしなくても大丈夫な人間なんだ、何があっても大丈夫なんだという肩の力を抜いた姿勢になれる考え方なので、
いくら頑張っても報われないというマイナス思考から「なんとかなるだろう!」というポジティブ思考になりやすくなります。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
マイナス思考に陥っている時は人生の全てに対して悲観的になったりネガティブな捉え方をしやすくなります。
ネガティブな捉え方に偏っていると、どのような幸せな出来事もポジティブに受け取ることができなくなってしまい、いわば人生の粗さがしとも言える状態になってしまうのです。
マイナス思考そのものは危機感やリスクに対してしっかりと考えることができる良い部分もあるので、無理をして止めようとする必要はありません。
大切なのは、ネガティブな考え方をしっかりと認識して受け止めてあげて、その次にポジティブな側面も見つけてあげることです。
人生の出来事には両方の側面があることを忘れずに、マイナス思考に偏りすぎないバランスの良い考え方・捉え方ができればより豊かな毎日を過ごすことができるようになるでしょう。
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