
今回は、『引き寄せの法則』を使う際に見落としがちで、なおかつとても大切なポイントでもある『好転反応』についてご説明させていただきたいと思います。
『引き寄せの法則』を使っているのに、なにか辛いことがあるような…って時には結構この『好転反応』が関わっていることが多いので、是非チェックしていってみて下さいね(*^^*)
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目次
『好転反応』ってなんだろう?

そもそも、『好転反応』って一体何なのでしょうか。
この言葉は『引き寄せの法則』に限らず病気の治療の過程でも使われる言葉ですが、ざっくり言うと「良いこと・良い変化が起きる前の副作用」と言えばわかりやすいでしょうか。
おそらくみなさまも経験があると思いますが、体や心情に変化があるときに体調や感情に拒絶反応や不調があったりしなかったでしょうか。
風邪や熱が良くなる前に体温が上がったりして一瞬は体調が悪化したように見えますが、それを超えるとスッキリとした健康体になったことがあるかと思われます。
『好転反応』はなぜ起きるの?
ではなぜ、このような反応が起きるのでしょうか。
『引き寄せの法則』において、願望を実現したいのにどうしてこんなにつらい思いや気持ちになったりするんだろう…。
そういった感情になることがあるかと思います。
行動したり挑戦したりしているのに、なんだか落ち着かなかったり悲しくなったり。
そうこうしてるうちにやる気がなくなって元通り…
『好転反応』は成長に伴う”成長痛”と同じもので、これまでの自分から変化する良い兆しとして起きるものです。
さらに、2つの側面から『好転反応』の意味を深く捉えることができます。
『好転反応』は何を教えてくれているの?

一つ目は、人間が持っている性質の一つである『変化を嫌う』状態の現れです。
人間は、大きな変化があったりするとそれを避けて元のところに戻ろうとする性質があります。
これはいわば当たり前の話でもあるのですが、今の場所が安全なのに無理に場所を移したりしたら危険があるかもしれないじゃないか!と潜在意識がストップをかけているのですね。
変化することの危険性を教えてくれて、安全を確保してくれようとしているわけです。
これが外面的には『嫌なこと』だったり『嫌な気分』として現れて、人間をその場に留めようとします。

そして、『好転反応』にはもう一つの側面があります。
こと『引き寄せの法則』においてはこれが大事になってくるのですが、これから『得るものの価値』を教えてくれているのです。
つまり、『無い』状態と『有る』状態を経験することになります。
例えば健康体がほしいと思って不調になるのは、『不健康』という状態を経験させてくれることによって『健康』というものの価値を知ることができるというわけです。
物事の裏表を見せてくれているのですね。
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『好転反応』はどんな形で起こるのか

では、その『好転反応』とはいったいどのような形で現れるものなのでしょうか。
千差万別、人によって様々な状態が『好転反応』だったりしますし、あとで「あれは好転反応だったのかな」と感じることもあると思いますが、例とともにご紹介していきましょう!
具体的にどんなことが起きるの?
『好転反応』は全体的にみて『これから向かおうとする目標の反対の出来事』ということが多いでしょう。
つまり『幸せ』が欲しいと思い行動しているのであれば『不幸』と思うような出来事が発生しますし、
『人間関係』について何か変化を起こしたいと思っているのであれば『人間関係』に関する”一見”悪いとも思えるような出来事が発生するでしょう。
自分が変わることで人間関係がギクシャクしたりするのもその一つです。
また、『感情面』でも変化が起きます。
おそらく多くの場合は無性に悲しくなったり恐れを抱いたりするでしょう。
しかしながら変化するのですし、心のなかで不安になったり悲しくなったりするのは当たり前ですよね。
危ないかもよ・大丈夫なのか、と教えてくれているわけです。
上でも触れましたが、あくまで『変化を嫌っている』ことや『反対側を教えてくれている』ために一見嫌だな〜と思うような出来事や感情が発生しますが、それをしっかりと押さえておければ『好転反応』に対する恐れや不安は少なくなるのではないでしょうか。
『好転反応』とそうでないものの見分け方は?

気をつけて頂きたいのが『好転反応』とそうでないものがあるということです。
いわば、『好転反応』のようにみえる「困難」です。
つまり、『好転反応』ではなく「困難」そのものを引き寄せていることがあるかもしれないのです。
なので、見分け方を押さえておきましょう。判断方法といっても良いでしょうか。
それは『好転反応と思えるものの先を見つめる』という方法です。
わかりやすく言うと、『好転反応』そのものに焦点を当てるのではなく、『その先に自分の欲しいと思っているものがイメージできるかどうか』ということです。
目標達成の途中で感情が揺れたときなどに、『それでもその先に行ってみたい』と思えるかどうか。
もしそこに行ってみたいと思えるような場合は『好転反応』と捉えて間違い無いでしょう。
しっかりと『好転反応』が何を教えてくれているのか考えてみましょう!
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『好転反応』がつらい!そんな時は?

しかしながら、いくら『好転反応』だろうなと思っていても辛い時というのは存在します。
そして挫けてしまいそうな時もあると思いますが、そんなときに『好転反応』を乗り越えられるような考え方をご紹介しますね(*^^*)
どうやったら乗り越えられるの?
それはずばり、『乗り越えようとしない』ことです。
あくまで『好転反応』というものは必要なものであり、あって当たり前のものだという視点を忘れないでおきましょう。
避けようとすればするほど反応は大きくなります。
小さな子供をイメージしてみましょう。
子供に成長してほしいと働きかけるとします、そうするとどうなるでしょうか。
少なからず嫌がったり、泣き出したりすることだと思います。
しかしここでさらに矯正したり泣き止ませようとするとますます抵抗を大きくしてしまいます。
なので、「反応して当たり前だよな」ということを意識しておいて下さい。
必ず消化できるときが来ます。
また、変化する際にオススメなのが「ワンステップずつの変化」もオススメです。
人間には『変化を嫌う』という性質の他に『変化の可塑性』という性質があります。
これはわかりやすく言うと、「一度変化し始めるとずっと変化した状態を保ち続ける・変化するという状態を保てる」ということです。
金属などもそうですが、一度力を加えて曲がればずっと曲がった状態が維持されます。
人間も同じで、考え方や行動を一度変化させることができればそのまま変化した状態、そして変化し続ける状態でいられるのです。
ですのでいかに変化させるかが大切になってくるのですが、そこで重要なのが『ワンステップずつ変化させていく』ことなんです。
たとえばダイエットで10kg一気に減らすのではなく、1kg減らすところから始めてみるとどうでしょうか。
ハードルも低い上に、その変化は保たれたままになります。
そしてその変化がさらに勢いをつけていき2kg、3kg、という風に大きな変化に向かっていくことになります。
千里の道も一歩から、という言葉がまさにそうですね(*^^*)
『好転反応』を迎えた時に気をつけることは?

では、これらを踏まえた上で『好転反応』に対して気をつけることとはなんでしょうか。
まず、「無理をしない」ということです。
「無理をすればなんでも良い」というのは大きな間違いです。
先程も述べたように、『好転反応』が起きたからその先を目指して無理をすれば赤ん坊が泣きわめいたりするのと同じで大きな反発を受けます。
あくまでゆっくり、でも確実にというスタンスを大切にしましょう。
また、「好転反応の先をイメージする」というのもとても大切になっていきます。
『好転反応』の先に新たな自分があり、喜びがある。それを感じ取れたのなら少しづつでも進んでみましょう。
必ず良い結果が待っています。
『先に進まなかったら後悔するかも』と感じているときに先に進まなければやっぱり「先に進めばよかった」と後悔します。
そして『先に進んだら後悔しないかも』と感じて先に進めば「先に進んでよかった」と感じます。
そう、どちらも『引き寄せの法則』として実現されているのですね(*^^*)
「後悔したくないな」と感じたなら進んでみて下さい。絶対に後悔するなんてことはありません。
まとめ

以上、『好転反応』についてお届けしてきました今回ですが、いかがだったでしょうか。
まだまだ伝えたいことや共有したいこと、たくさんあるのでどんどんお届けしていきますね(*^^*)

『引き寄せの法則』において、『好転反応』に限らず物事を様々な視点で見つめてみることがとても大切になってくるので、是非参考にしてみて下さい。
ではでは、またお会いしましょう!!
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