
今日は、『不安で不安で仕方がない時、どうやって気持ちを落ち着かせたら良いの?』ということについて。
生きていると不安なこと、考え込んでしまうこと、たくさんありますよね。
そんな時には一刻でも早く気持ちを落ち着かせたい!と思うかもしれませんが、不安な気持ちには一体どのように対処すれば良いのでしょうか。
スポンサーリンク
目次
不安な気持ちになる原因はなに?

どのようなことがきっかけとなって不安な気持ちになるのでしょうか?
将来のことや先のことを考えて不安になるから
自分は将来やっていけるのだろうか、この先一体どのような生活が待っているのだろうか。
あるいはこのまま同じ仕事や人付き合いを続けていていいものだろうかといったことを考えることがあると思います。
将来のことは考えても考えても答えがわかるわかるわけはなく、必然的に不安な気持ちを募らせることとなります。
情報に接しすぎているから

現代社会で生活していると、周囲の情報が山のように手に入れることができます。
ネットやテレビでいつでも情報に触れることができる分、将来の不安を煽るような情報を目にしたり周囲と比較して自分は大丈夫なのかを必要以上に気にするようになってしまいます。
今が不安定な暮らしだから
人間生きているといつでもなんの心配もなく穏やかに暮らせる、ということはほとんど無いのかもしれません。
毎日余裕をもって暮らせるような生活状況では無かったり、仕事や学業がうまくいかず不安定になっている時というのはいつも以上に不安な気持ちにるでしょう。
不安を煽る人がそばにいるから

自分自身が不安でなくとも、「あなた大丈夫?」「〜しないとヤバイんじゃないの?」といった風に必要以上に不安を煽ってくる人がいるかもしれません。
自分が気にしていなかったことまで不安を煽られたりすれば、今までなんとも無かったことまで不安を感じたり焦りを覚えたりするようになることがあります。
不安な気持ちを落ち着かせるためにはどうするの?

不安な気持ちを落ち着かせるためにはどのような対処方法があるのでしょうか?
まず、不安になっている自分に気づこう
不安になっている時はまず、客観的に不安になっている自分に気づくようにしてみましょう。
不安になっている最中は不安なことが頭のなかでグルグル回ってどうしようもない気持ちのループになっているかもしれませんが、
「あ、今自分は不安になっているな」という気持ちを客観的に捉えることができれば一時的にでも不安の悪循環を止めることができます。
大切なのは、不安な気持ちを無理やり閉じ込めようとするのではなく、あくまで客観的に「不安になっているんだなぁ」と捉えるということだけにとどめるようにすることです。
不安になっている自分を受け入れてみよう

不安になっている自分に気づくことができれば、次に不安になっている自分を受け入れるような言葉をイメージしたり声に出したりしてみましょう。
「不安になっているんだな」と気づき、「不安になっても良いんだよ」「不安な気持ちはあっても良いんだよ」と言う風に、
不安はあって当たり前・不安な気持ちになる自分を極端に責める必要は無いんだということをしっかりと自分に言い聞かせるようにして、自分自身の不安な気持ちを受け入れられるようにしてみましょう。
不安な気持ちは無理やり止めないようにしよう
不安な気持ちを無理やり止めてはいけないのには理由があります。
不安な気持ちを無理やり止めようとすることはつまり「不安になっている自分はダメ」「不安な気持ちは存在していてはいけない」といったような認識で生活するようになってしまい、
自分自身の素の感情、ありのままの感情を否定することにもつながってしまいます。
自分自身から自然と湧き上がってくる感情を否定すれば不安とは別にますます自己嫌悪や自分自身を追い詰める要因になってしまうのです。
その分、不安な気持ちを無理やり止めずに「あ、不安になっているな」「不安になってもいいんだよ」という風に自分を受け入れるようにすれば、
不安な気持ちへの極度の焦りや自己否定へとつながるきっかけを減らすことができるようになるのです。
不安な気持ちを書き出そう

不安な気持ちを客観的に見つめて落ち着かせる方法として、ノートやメモ帳に書き出すということも有効な方法のひとつです。
特に不安をつのらせて誰にも相談できないような状態では、人と話すことよりもずっとハードルが低く、かつ冷静に対処できる方法です。
感情を外に出すということは大切なことで、気持ちを受け止めたり落ち着かせるためには一度紙に自分の気持ちを書き出してみましょう。
可能なら、話してみよう
書き出すことよりもハードルは高いかもしれませんが、親しい人やあるいは専門のカウンセラーなどに相談という形で気持ちを話してみることも大変有効です。
ただし、相手が否定的な意見を言ってくる人の場合は注意しましょう。
自分の気持ちを話して「いや、考えすぎだろう」「何を考えているんだ」という風に対応されれば、不安な気持ちをないがしろにされたり否定されてしまい自己否定や自己嫌悪の悪循環にも陥りかねません。
相手がゆっくりと話を聞いてくれそうな人かどうかも考えてみましょう。
水分を摂ってみよう

精神的にストレスを抱えたり、うつ病などになる原因のひとつに「セロトニン」という物質が体内で不足していることが考えられています。
セロトニンは水分の摂取などで補うことができるため、逆に水分が足りていない時には必要以上に精神的なストレスや不安を感じる要因になっている可能性があります。
もし今不安で喉が異常に渇いていたりする場合には水やお茶などの水分を少しでも摂ってみるようにしてみましょう。
不安な気持ちにさせる人からは離れよう
もし周囲に必要以上に自分を焦らせたり不安な気持ちを煽ってくるような人がいれば、出来る限り距離を置いたほうが良いでしょう。
本人は親切心から言っているのかもしれませんが、自分から内在的に発生する不安な気持ちは自分で処理をすることができても、
他人が不安な気持ちになったり不安にさせることを言うことをコントロールすることはなかなかできません。
「そんなことを言われると不安になる」と相手に言うことができれば良いですが、無理な場合は無理をして話かけたりせずある程度の距離感を持って接することが必要になってきます。
スポンサーリンク
まとめ

不安な気持ちになることは人間の感情の1つなので避けられることではありません。
もちろん不安に強い人やそうでない人の差はありますが、大切なのは不安な気持ちを無理に押し込めて閉ざそうとしないことです。
不安を感じるのには抵抗があるかもしれませんが極力不安な気持ちに気づいて受け入れることに専念し、
その後に書き出したり相談したり、ある程度落ち着いてから再び行動したりと、無理に不安を押さえつけてしまうことを少なくしてみましょう。
不安を受け入れることができるようになれば不安な気持ちになっている自分を責めたり焦ったりすることも減るので、
普段異常に落ち着いて生活ができるようになるでしょう(*^^*)
スポンサーリンク