
今回お送りするのは、『引き寄せの法則』といわれる願望実現に用いられている手法・考え方についての”核”の部分を解説していきたいと思います。
さまざまな方々が引き寄せの『本質』と言われる部分に触れていますが、
ここではより現実的な側面・人間の思考のクセの側面からそれをお届けしていきたいと思います(*^^*)
なかなか法則の理屈が腑に落ちないなぁ、と思われている方の参考になれば幸いですので、是非ご覧になってみて下さいね!
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目次
そもそも『引き寄せの法則』ってなに?

引き寄せの法則の本質・メカニズムに触れる前に、一度簡単に法則そのものについて解説していきたいと思います。
いろんな情報が溢れていますが、改めてその内容をおさらいしてみましょう。
『引き寄せの法則』を簡単に言うと?
『引き寄せの法則』とは、最初にも述べたように願望を叶えたり、思ったことを実現・引き寄せられるとされる法則のことです。
正確にはいろいろな解釈があるのですが、ここではざっくりと思ったことが引き寄せられて実現する、という風に定義しておきましょう。
よくネットや書籍では、「目標」だったり「欲しいもの」を手に入れる方法の一つとして取り上げられていますね(*^^*)
そして、それらでよく出て来るワードでもあるのですがその人の『波動』に共鳴して物事が実現する、引き寄せられる、と解説されていることも多々あります。
では、この『波動』とは一体何のことなのでしょうか。
『波動』ってどういう意味なの?

『波動』と聞くと、個人的には音波のような、目に見えない「周波数」のようなものとして捉えていますがみなさまもそれぞれ捉え方があると思われます。
その人が持っている考え・思い・感情・内面が、雰囲気や醸し出す”オーラ”のような形で出ていると言えばよりわかりやすいかと思われます。
そして、その出している雰囲気やオーラのようなものと同じ雰囲気のものが集まってきたり引き寄せられる、という状態ですね。
いわゆる『類は友を呼ぶ』というやつです。
この言葉はまさにそれを端的に説明してくれていて、皆様も経験や思い当たる節が有るのではないでしょうか。
この人とは気が合いそうだな、とか気が合わなさそうだな、とか。
この人はなにか惹きつけられるな、といった感じです。
これもまさに『引き寄せの法則』の一つとして捉えられますね。
『引き寄せの法則』の使い方は?

では実際に、どのようにして『引き寄せの法則』を使えば良いのでしょうか。
さまざまな方法がある中で、広く知られているのは『ノート』を使った方法でしょう。
自分の願いや夢をイメージし、『ノート』にそれを書いていくことで実現していく、といったものです。
どうやって起こしているの?
『引き寄せの法則のノート』に関しては別の記事でご紹介していますので簡単に説明します。
まず、自分のやりたいこと・なりたい自分の姿のイメージなどをできるだけ具体的にノートに書き上げていきます。
そしてワクワクしたり行動したりしているうちに夢やものが手に入ったり、願望が実現されたりします。
この際大切なのは『ワクワクする』という感情の部分で、否定的な感情を持っていれば否定的な感情をもたらす出来事が起きてしまうということです。
叶えたいことはどうやって見つけるの?
では自分の願望や夢はどうやって見つけて行けば良いのでしょうか。
まず、自然とやりたいことが出で来る人はそれを書き上げてみましょう。
でも、まったく出てこない人もいますよね。
そんな時は、逆にやりたくないこと・今の不満点を挙げてみましょう。
それが実は願望・やりたいことにつながっています。
改善したい点や嫌なことというのは、言い方を変えればああしたい・こうしたいという点が含まれているのです。
そこから自分の願い・やりたいこと・夢を書き出していってみましょう。
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『引き寄せの法則』のメカニズムとは?

ではこの『引き寄せの法則』は、一体どのようなメカニズムで起こっているのでしょうか。
実際に試している方やなかなかうまくいかないな、と感じている方はそのメカニズムを押さえて、
何が起きているのかを客観的・具体的にわかればより実現に近づけると思われます。
一体何が起きているの?
『引き寄せの法則』とは実は常に起きていることであり、魔法でもなんでもないということをご存知でしょうか。
いわば、『起きて当たり前のこと』をよりわかりやすく、うまく活用するために『引き寄せの法則』という名前がつけられていると考えてみましょう。
『引き寄せの法則』というのはいわば『価値観・考え方の投影』ともいえます。
遊ぶのが『楽しい』と考えていれば遊ぶと『楽しい』と感じますし、
喧嘩は『悲しい』ことと考えているときに喧嘩をすれば『悲しい』と感じます。
『人生って楽しいな』という価値観を持っていれば大抵のことは『楽しいこと』と感じられるため、
実際に楽しいことを引き寄せていると感じられるわけです。
なぜ『うまくいかない人』がいるの?
では、実際に試してみてうまくいく人とそうでない人とに別れるのは何故でしょうか。
実はこの考え方自体が正しくありません。
正確には「すべての人に等しく起こっている」という視点を持ってみましょう。
つまり、うまくいくと思っている人はうまくいく自分を引き寄せて、
うまくいかないと思っている人はうまくいかない自分を引き寄せているだけのことなのです。
うまく行ってない!と感じていることがある意味実現してしまっている、ということなんですね。
また、問題を解決しようとして引き寄せの法則を使うと、『問題を解決したい』という部分に焦点が当てられ、
『問題を解決するための問題』が生まれてしまいます。
どうやったら『うまくいく人』になれるの?

では、どうやったらうまくいくようになるのでしょうか。
それには、まず自分の価値観・考え方から見つめ直す必要があります。
何故かと言うと、自分の願いや不満点、変えたいことなどは自分の中の価値観から生まれているからです。
何かがあれば良い、という価値観があるからこそ何か欲しいものが生まれます。
人間は過去の経験から自分の価値観を作り上げています。
過去にこんなことがあったから悔しくて、今はそれを変えたい、と言った風に考えるわけです。
人間は、過去を見ながら未来に向かって生きています。
これを押さえておきましょう。
つまり、過去の経験や記憶の蓄積、そして何よりもそれをどう解釈をしているかで今の自分の価値観・生き方が決まっていきます。
ですので、そこを変えない限りは同じ思考パターン・行動を繰り返すことになります。
未来を変えたければ、まずは過去の解釈を変えてみましょう。
過去に起こったことは本当に悲しいだけのこと・嫌な部分だけしかないことだったのでしょうか。
物事は、必ず多面的な捉え方ができます。
あなたにとって良いことでも、誰かにとっては良くないことかもしれません。
逆に、あなたにとって不幸なことは、誰かにとって幸せな出来事かもしれません。
その部分をきちんと理解できれば、物事の実現・変化は一気に加速していくことでしょう。
辛い出来事があったなぁ、という側面でしか物事を捉えられなければ、同じような出来事に出会ったときに辛い側面でしか捉えられません。
逆に、辛い出来事の違う側面、例えば役に立った側面やありがたかった側面を見つけられたとしましょう。
その場合、あなたの過去はどのようなものになるでしょうか。
辛いことはあったかもしれませんが、素晴らしい側面もたくさんあった。
そう捉えられないでしょうか。
そしてそういった側面で捉えられたならば、今起きていること・これから起きることの全ては『素晴らしい側面』を持った出来事へと変化します。
過去の出来事は辛い側面だけではなく素晴らしい側面もたくさんあった。
だからこれからも素晴らしい側面のものがたくさん起きるだろう。
という価値観になれば、その時点で素晴らしいことを『引き寄せる』力が働き始めます。
物事を一極面からみるのでうまくいかない、と感じることがあるのですね。
違う側面から捉えることさえできれば一気に価値観が変わりますので、それを頭に置いてみましょう。
これが『引き寄せの法則』の本質!

『引き寄せの法則』の本質とは、『自分の価値観を現実に投影したもの』という点です。
自分の価値観・考え方が物事をそう見せている、そしてそう見ているからこそやっぱり現実はこうなんだ、ということを繰り返しています。
しかしながら、その価値観・考え方の部分を変えることさえできれば現実の捉え方も変わって来ることでしょう。
そしてその価値観・考え方というのは過去の出来事・経験をどう解釈しているか、で決まってきます。
価値観や考え方を変えたければ、行動よりも前に『過去の出来事の解釈』を変えてみましょう。
あらゆる出来事は違う側面から捉えられます。
”しこり”のある『過去の出来事』をもう一度見直してみましょう。
それらは本当に悲しいだけの出来事だったのでしょうか。
本当に辛いだけの、嫌な出来事だったのでしょうか。
それらに対し「成長させてくれた経験」だったり「悲しい出来事があったから優しさや温かさに気づけた」という側面は無かったでしょうか。
物事を一側面だけから捉えるクセを変化させてみましょう。
違う側面に気づくことができれば、本質を捉えた『引き寄せの法則』を実感することができるでしょう。
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