頑張りたくない時は頑張らない?頑張り所の2つの見分け方

Hiko
こんにちは、Hikoです。

 

どうしても頑張らないといけない、どうしても頑張らないといけないのに頑張れない、頑張りたくない時。

 

そんな時が誰しもあることと思います。

 

どうしても頑張らないといけないはずなのに頑張りたくない、頑張れない時というのは自分を追い詰めてしまっているようで辛い気持ちにもなります。

 

どうしても頑張らないといけない時に頑張る必要はあるのか。

頑張らないといけないのか。

あるいは、頑張りたくないことを頑張る必要はあるのか。

 

一度は疑問に感じてイヤイヤ頑張り続けることを選択することもあるかもしれません。

 

今回はそんな、「頑張りたくない」「頑張りたいけど頑張れない」という時に頑張る必要はあるのか、頑張る方法はあるのか、そして「頑張ったほうが良い時とそうでない時の見極め方」についてご紹介していきましょう。

 

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頑張りたくない時はなにがきっかけで起こるの?

まずはじめに、「頑張りたくない時」が何をきっかけに起きるのかについて考えていきましょう。

 

やりたくないことをしている時

大きな要因の1つとしては、「やりたくないことをしている」「やりたくないことをしようとしている」ことが挙げられます。

 

誰でもそうかもしれませんが、心の中で「やりたくない!」「嫌だ!」と叫んでいるのに「頑張ろう!」「頑張りたい!」とはなかなか切り替えられないものかもしれません。

 

 

心身ともに疲れ切っている

今まで順調に物事を進めていた思っていたのに、ある時突然スイッチが切れたように頑張れなくなってしまったということもあるかもしれません。

 

そんな時は「頑張りすぎ」「張り詰めすぎ」が頑張れなくなった要因かもしれません。

今まで順調に行っていたからこそ心と体の悲鳴が聞こえずに知らず知らずのうちに無理をしてしまっていた、ということもあるのです。

 

心と身体が「休みたい!」「休んで!」と自分自身に教えるために頑張れないという状況に陥ることもあるでしょう。

 

頑張りたくない時はどうすれば良いの?

では、「やりたくないことを頑張ってやるなんてできない!」「面白くないことを我慢して頑張るなんて無理!」「疲れ切ってこれ以上頑張れない!」という時はどうすれば良いのでしょうか。

 

頑張らない

まず1つに、『頑張らない』という選択肢を取ってみることをオススメします。

 

「頑張りたくない!」と心の中で思っている時はその声に従ってみるのがベストなことが多いです。

特に「もう頑張れない」「もう無理だ」「もう倒れてしまう」という『限界』を感じたのならば一度身も心も休めてしまうのが良いでしょう。

 

「いやいや」「でも」「無理だよ」「そんなことを言っても」という考えが浮かんでくるかもしれませんが、そのまま無理をし続けて頑張っていてもキリが無いのでは無いでしょうか。

 

一度思い切って頑張っていることをやめてみて、「休む」「頑張らない」「ダラダラする」という選択をしてみることも大切な時があるのです。

 

頑張って無理して、それがとても楽しいのであれば良いのですが、もし頑張って無理して、身も心もボロボロで、人間関係も家族関係も、金銭面もボロボロになっているのであれば休むことのほうが大切だと教えられている時期かもしれません。

 

 

違う方法を探してみる

頑張りたくない、頑張れないという限界ギリギリの状況ではなく、「頑張りたいし今まで楽しかったけど、何かモヤモヤする」という時はいつもと違うやり方・方法を探してみることも良いかもしれません。

 

いつも同じやり方・考え方でやっていて飽きてしまった、あるいはもっと良い方法があるかもしれないと感じ始めた、もっと効率よくできるかもしれないと考え始めたのであれば思い切って手段や取り組み方を転換してみましょう。

 

「今までこうだったから」「違うやり方をして失敗したらどうしよう」という気持ちよりも「もしかしたら楽しいかも」「もしかしたらもっと楽しくできるかも」という気持ちが強いのであればその気持に従ってみるのもアリなのです。

 

私たちは「もっと楽しくできるかも」「もっと便利にできるかも」という思いつきで発展・進化してきた種族でもあります。

 

「今までのやり方では気が乗らず頑張れない」という時は思い切ってこれまでのやり方を捨てたりカットして、面白そうな、楽しそうな、ワクワクするようなやり方に切り替えると物事が進むかもしれません。

 

やりたいことに打ち込んでみる

どうしても頑張れない時は、「やりたいことをする」ということにシフトしてみましょう。

 

やりたくないことをしている時、頑張れない時というのはどうしてもモチベーションもやる気も上がらないものです。

一時的に無理やり上げてもすぐに落ちてしまったり、反動でますますやる気を失うこともあります。

 

そんな時には気分を変えて「本当にやりたいこと」に取り組んでみることも大切です。

 

やりたいことに取り組む、というのは自分の心に向き合い、自分を大切にするということでもあるのです。

自分を大切にすることでやる気も何もかもが回復し、新たな気持ちで物事に打ち込めることでしょう。

 

頑張りどころと、頑張らないどころの見分け方

私達が生きていく上で「これは頑張りどころなのではないか」「これは頑張らなくても良いところではないのか」を見分けてみることは物事を続けていく上で大切なことでもあります。

 

ここでは、『頑張りどころ』『頑張らなくても良いところ』を見分けるための基準についてご紹介していきましょう。

 

頑張らなくても良いところ

まずは頑張らなくても良いと考えられることから見ていきましょう。

 

明らかに心が嫌がっていること

物事に取り組んでいる時に「どう考えてもできない」「これ以上続けては身も心も壊してしまう」と『危険』を感じることは頑張らない方が良い可能性が高いです。

 

無理をして続けるとストレスで病気になったり、あるいは自分や他人を傷つける行動に移ってしまうこともあるからです。

 

また、自分がやりたくないことを無理やり心にムチを打って続けていると他人にもそれを強制して負の連鎖が続いてしまうこともあります。

その負の連鎖が他人を巻き込み、相手もまた他の人にムチを打つ、ということも考えられるのです。

 

 

本当は頑張りたくないけど、他人に気を使って頑張っていること

本当はやりたくないし、頑張りたくないことなのに「他人が言うから」「これをすると良いと言われたら」「良い人に思われたいから」「やめると怒られそうだから」という基準で頑張り続けていることも思い切って手を止めてしまっても良いかもしれません。

 

それは、自分の心に従っているのではなく誰かの気持ち、誰かの基準に従って行動してしまっており、自分の心を封じ込めてしまっていることでもあるからです。

 

もちろん学校のこと・仕事のことで頑張らずにいれる部分は異なってきますが、それでも他の人に任せることができたり、あるいは少し手を抜いても大丈夫そうなこと、最優先にしなくても良いことは一度力を抜いてみましょう。

 

学校や仕事、家族や友人・恋人、周りのことも大切なのですが、それは自分の心を大切にすることができてこそ成り立つものです。

自分の心を蔑ろにして、踏みつけて、封じ込めてしまっては本末転倒です。

 

まずは、自分のこと・自分の心を大切にしてみましょう。

 

頑張りどころ

次に、頑張りたくないけど頑張ったほうが良いかもしれないところについてです。

 

傷ついたり失敗することを恐れて逃げている時

「頑張りたくない」と感じている要因がもし、「傷つきたくないから」「失敗したくないから」「お金がかかるから」「親に反対されるから」「人にバカにされるかもしれないから」ということであれば頑張りどころかもしれません。

 

それは、「本当はやりたい」けど「怖くてやりたくない」ことを「頑張りたくない」と置き換えてしまっているからです。

 

この時は「頑張りたくない」と言ってやらずにいることが「自分の気持に従わないこと」になってしまいます。

傷つきたくないから頑張りたくない、はやってみる価値があります。

 

なぜなら、「傷つかないかもしれないから」「うまくいくかもしれないから」「バカにされないかもしれないから」です。

 

傷つくのが怖い、というのはある意味では『妄想』でもあります。

まだやっていないことに対して勝手に「どうせ無理だ」「どうせ意味がない」「どうせ失敗する」と思い込んでしまっているのです。

 

 

自分の心が「やりたい」と叫んでいる時

自分の心が「やりたくない」「頑張りたくない」と叫んでいる時と同じように、自分の中で「やってみたい」「挑戦してみたい」と小さく叫んでいることは無いでしょうか。

 

あと一歩、あともう少し勇気があれば、あと少しだけチャンスがあれば、と考えていることも『頑張りどころ』と言えるでしょう。

 

もちろん迷惑行為や犯罪行為は無しですが、もっと純粋に「やってみたい仕事がある」「やってみたい遊びがある」「行きたいところがある」「食べてみたいものがある」という気持ちには従ってみましょう。

 

「お金があれば」「勇気があれば」「身長が高ければ」「容姿に恵まれていれば」「少しでも技術があれば」ということを理由に立ち止まっているだけなら、踏み込んでみても良いのではないでしょうか。

 

「準備ができれば」という理由で立ち止まっている時は、たとえ準備が整っても踏み出さないことがほとんどです。

これもまた、「傷つきたくない」という気持ちの表れかもしれません。

 

しかし、いくら準備しても、いくら用意しても、いくら待っても、実際に飛び込んでみなければ「頑張ってみたいけど怖い」「やってみたいけど怖い」という気持ちは消えません。

 

『怖い』という気持ちは実際にそこに飛び込んでみてはじめて消えていくのです。

 

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頑張りたくない時に考えてほしいこと

最後に、「頑張りたくない」と感じた時に考えてみてほしいことをまとめていきましょう。

 

一番やってみたいことから逃げてはいないだろうか

「頑張りたくない」と感じている時は多くの場合、『自分が一番やってみたいこと』『自分が一番興味のあること』『自分が一番大切にしたいこと』から離れていっているサインと捉えられます。

 

本当にやりたいことから離れていっているからこそ「やりたくない!」「頑張りたくない!」という気持ちとなって表れるのです。

 

「他にもっと大切なことがあるだろう!」「他にやりたいことがあるだろう!」「目を逸しているけど、もっと大事なことを後回しにしているだろう!」と心が教えてくれているのです。

 

本当にやりたいこと、傷ついたり失敗してしまうかもしれないけどやってみたいことから逃れようとすればするほど、「やりたくないこと」「頑張りたくないこと」が目の前に表れ、自分自身に気持ちを突きつけてくるのです。

 

 

常識や普通に囚われてはいないだろうか

「頑張りたくない!」と感じても実際に力を抜いたりやめてしまったり、他人に任せてみたり手段を変えてみたりすることを選択できないのは『普通はこうする』『常識的に考えて』『みんなそうしているから』という理由で動けていないことも要因の1つかもしれません。

 

親が言っていたから、あの人が言っていたから、世間ではそう言っているから、常識ではそうだと教えられてきたから、みんながそうしろと言うから。

 

もちろんそういった意見や考え、常識や普通というものも基準になったり参考になったりするので大切なものでもあります。

 

しかし、『自分は』どうしたいのでしょうか。

 

「頑張りたくない!」という気持ちだけで止まってしまうのではなく、「では、どうしたいのだろうか?」ということに踏み込んでいるでしょうか。

 

そして、そこで考えたことを「やってみよう」「どうなるだろう」とやってみたでしょうか。

 

世間や、親や、周りの言う『常識』『普通』というものは、その人の中の『常識』であり、『普通』です。

 

それが合わず、どうしても頑張りたくない時は、思い切って『自分の中の常識』に従って行動してみましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

「頑張りたくない」という気持ちには大きく2種類意味が込められていると思われます。

1.本当に、心の底からやりたくないことだから、頑張りたくない。

2.本当はやりたいけど、傷つくのが怖いから、頑張りたくない。

この2つが頑張りどころと、そうでないところの見分け方でもあります。

 

そして見ての通り、この2つでは大きく意味合いが変わってきます。

1番では、そのまま頑張らないことが自分の心に従う、自分を大切にする行動。

 

しかし2番は、思い切って頑張ってみないとずっと怖いままなことです。

 

それらを実際に自分がどう扱っていくのかはもちろん自分次第ですが、十中八九「傷つきたくないから頑張りたくないこと」を頑張らずに避けていると目の前に「頑張りたくないこと」が現れ続けます。

 

自分の心に、「本当に頑張らなくていいの?」「本当はどう思っているの?」と投げかけてくるのです。

 

もし今そのような出来事があったとしたら、頑張ってみるチャンスかもしれません。

 

大切な人に本音を言うこと、怖い人に意見を言ってみること、苦手だと思っていることに飛び込んでみること、環境を変えてみること、お金を稼ぐこと。

 

「本当はやってみたいけど…」ということを一度だけでも『頑張って』みるのはアリではないでしょうか。

 

あるいは、「心の底からやりたくないこと」を『やらないという決断を頑張ってみる』というのもアリかもしれません。

 

頑張りたくない時、頑張りたくないこと、頑張ること、頑張らなくても良いかもしれないこと。

その一つ一つを自分の心にしっかり気持ちを聞いて行動していくことが大切かもしれませんね(*^^*)

 

 

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